『後3cm!』
名前が嬉しそうに言う。
ドラコと名前は図書館の角でレポートを仕上げていた。
「どれ、見せてみろ」
ドラコが自分の作業を止めて名前のレポートを見る。
必然的に顔が近くなる。
名前の顔がどんどん赤くなっていく。
それに気が付いたドラコは「どうした、風邪でも引いたか?」と尋ねた。
『ド…ドラコ君の顔が近いです…』
ぼそぼそと言う名前にドラコはにやりと笑い耳元で「可愛い事言うな」と囁いた。
By.確かに恋だった
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