この僕を誰だと思ってる
( 俺様ヘタレな彼のセリフ )



最近、図書館にいるタイミングがよく合う彼女が言った。

「ねぇ、マルフォイ、次の試験で賭けをしない?」

「珍しいな、君がそんなこと言い出すなんて」

「勝った方が相手に一つ命令出来るの」

「ふーん...」

「自信ないのかしら、マルフォイ?」


蜂蜜色の瞳が楽しそうに僕を覗き込んだ。


「ばっ!この僕を誰だと思ってる!」

「ふふっ、そうね」





抱き締めてもらうのもいいな。
それとも、愛の言葉を囁かせようか?
それとも、キキキキキスでもさせようかっ。

...キスは僕からじゃ、絶対無理だしな〜


僕はその日、何をしてもらおうか、考えて一睡も出来なかった。



END






(( ドラコ、朝ごはん早く行こうよ! ))
( ...あぁ。先に行っててくれ。 )
/ クマが取れないいいいいい \

クラッブ+ゴイル→ドラコ



[back]