まだ青い

グレンジャー...。

君は、なんて可愛らしいんだろう。

蜂蜜色の瞳、ふわふわな髪。

むさ苦しいグリフィンドールの奴らの中にいても君は明らかに君だけ特別だと思えてならない。

それに、軽快に動く唇...。

つい、にやけてしまう。君のすべてを僕のものにしたい。

また、いつもの二人と座っているのか...。

わっ!!





マルフォイ...が、私を睨んでる?

私、何かしたかしら? どうしよう...。

最近、私はマルフォイに恋していると気付いてしまい、どうしていいか分からず、遠くから彼を目で追っていたのに...。

あ、今 私に笑いかけた!?やばいわ、この状況!

あっ!!


ばちりと視線が絡んだふたりは、互いに真っ赤になって勢いよく顔を背けたのだった。


END


2012/08/28〜2013/01/09 掲載clapお礼文

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