「神童、わしお前にしばらくぶりに会えて嬉しいぜよ」
まさか錦がそんなことをいうなんて思ってもいなかったからシューズを結ぶ手の動きを止めた。

「急にどうしたんだ?お前らしくないことを言って」
「・・・あっちにいってる間にどれだけ大切だったのか、よーく分かったぜよ」
「・・・・・・・大切、・・・なものか。お前の大切なものってなんだ?やっぱりサッカーか?」

錦は少し照れくさそうに笑って俺の肩をがっちり掴んだ。
「神童、お前のことじゃ!」
もちろんサッカーも大切じゃがな、と笑って付け足した。


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