ネッパーとリオーネ
※キャラ崩壊してるかも
机の上にノートを広げてリオーネはカリカリと勉強をしていた。
俺は冷蔵庫からオレンジジュースを取りだしコップに注ぎリオーネの机の上にそっと置いた。
「あ・・・」
「オレンジジュース、嫌いだったのか?」
「う、ううん、好き。ありがとう」
リオーネはゆっくりと仮面を取って嬉しそうに飲み始める。
「なあ、仮面取ったほうがいいんじゃないか?」
「な、なんで・・・?」
「それ、言わせるのか?」
リオーネはしばらく沈黙してから仮面をかぶり、やっぱりいい、と呟くと再び目線をノートにうつした。
普通は聞くだろ、と俺はリオーネを見つめて思った。
「仮面、とるぜ」
リオーネが俺の言葉に対して返答しないうちに、俺は少し乱暴に仮面を取った。
リオーネは俺から仮面を取り返そうとしたが、俺はそれを断固拒否。
もう返して、と照れ臭そうなリオーネ。
本当は返したくなかったがそんなリオーネを見て俺は仮面を返した。
「・・・他のやつらにそんな可愛い顔すんなよ?仮面とっていいのは俺と一緒にいるときだけ。分かったか?」
もう、なんでそんなこと言うの、って仮面で顔を隠すようにして目だけを出してリオーネは言う。
ああ、リオーネはぜってー誰にも譲らねぇ。ぜってーだ、ぜってー。