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▼ とおまわり×天邪鬼×はじ恋

「隼人くんってかっこいいでしょ!」

「うん、かっこいいねえ」

「かっこいいかっこいい、イケメン」

「でしょー?箱学の男子の中でダントツでかっこいいよね!一番きらきらしてるもん!」

「…」

「…やー、ダントツってわけじゃなくない?そりゃ人によると思うけどさ?」

「う、ん。人によって違うと思うけど、ダントツではないと思うなあ」

「えー、他にカッコいい男子いたっけ?」

「…と、東堂」

「まぁー私が言ってたんじゃないけどー荒北とかー?」

「ええ??うそォ。その三人の中だったら隼人くんがダントツだよ。優しいしカッコいいしよく笑ってくれるしお菓子くれるし穏やかだしちょっと照れた顔が可愛いし」

「いやーーーそーーーとは限らないんじゃないかな〜〜??そんなね??わかりやすい優しさじゃないかもしれないけどね?あいつだってね??」

「と、東堂だって優しいしカッコいいし、よく笑ってくれるし」

「笑い声ちょっとうるさいよ東堂くん。荒北くんあんま笑わないし」

「うるさくないもん!!かっこいいもん!!」

「笑いますぅーときどき可愛く笑いますぅー!!」

「東堂すごく優しいしワッハッハって笑ってる時もいいけど大好きだけど普通にっていうか穏やかに笑ってる時とかすごい可愛くてかっこいいし料理上手だし面倒見いいし結構落ち着いてるとこあるし数学だって得意だし言葉遣いも綺麗だしでも時々でる普通の口調が可愛いし周りのことよく見えてるしかっこいいもん!!」

「荒北はわかりにくいけど優しいしでもただ甘やかすだけの優しさじゃなくてあえて突き離すところから生まれる優しさでそこがなんかもう!!ってなるしあんな細いくせによく食べるとか男らしいしでも犬が好きとかふざけんなよなにその可愛いところ!だしすっごい努力家だし口は悪いけど人が本当に傷つくことは言わないし荒北だってかっこいいっつーの!!」

















「と、いう録音をしてきたよー!!」

「なにか奢る。奢らせてくれ」

「わーい!焼肉がいい〜!」

「いくらでも食わせてやんよ」



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