「燐ー、あーそーぼ☆」
「うわっお前どこから来たんだよ!?」
「お姉ちゃんは何でも出来るのさ」
「ココ俺の部屋だから!不法侵入って知ってるか!?」
「悪魔に法を問うなんて馬鹿な子ねぇ…まぁそれに関して今は置いといて、」
ポケットに手を突っ込んで何かを取り出す。
どうやらケータイのようだ。
「燐のメアド教えてよ、いつでも連絡できるでしょ?」
「メアドぉ?おま、仮にも悪魔が祓魔師側の俺に教えていいのか?」
「メアドくらいで困らないわよ、ほら赤外線で……あ、ちょっと待ってメールきた」
チカチカとライトが光り、ケータイが振動する。
ディスプレイを見ると"父上"の文字。
「父上って…サタンか!?」
「ちょっと、父上の事を呼び捨てにしないで頂戴」
「な…何が書いてあるんだ?」
「別に見せてもいいけど…はい」
- - - -
from:父上
sub:元気かァ?(゚∀゚)
暫く帰って来ねーけど元気にやってるかァ?(≧∀≦)
愛娘に何かあったらと思うと俺様心配で夜も寝れない(´・ω・`)
まぁ虚無界に朝も夜もねーけどwwwwww 寝たい時に寝てるwwwwwww
つーかメフィストとアマイモンに何もされてねぇだろうな!?(`Д´≡`Д´)
男は皆狼だと思えよ、何かあってからじゃ遅いんだからな!(>_<。)
自分の身は自分で守るんだぞ!ヽ(*`Д´)ノ
ところでいつ帰ってくんの?(?_?)
そろそろ俺様寂しくて暴れ出しそうなんだけど(ノ-"-)ノ~┻━┻
俺様もそっち行っていい?(´;ω;`)
- - - end
「………これ、ホントにサタンからのメールなのか?」
「私の事、溺愛してるのよねぇ」
「(…実は虚無界で最強なのって、)」
ー ー ー ー ー ー ー
拍手有難う御座います!
返信はメモにて^^