どういう心境でコレを書いたのか知りたい。
(下ネタ注意)





◇◇



「セックスがしたいんじゃねえんだよ」

銀時が、当たり前だろとでも言うように顎を上げる。

「まあ、したくねえと言やあ嘘になるけど、誰でもいいってワケじゃない。お妙がいいの。お妙とセックスしたい。お妙を抱きたいんだよ」

酔っているのか、やけに饒舌な男は苦々しい顔の聞き手に構うことなく続ける。

「触りたいんだよね。表面だけじゃなくて、内側のどろどろしたとこも全部。誰も知らない場所とか、顔とかさ、俺に見せてほしい。で、俺にも触って欲しい。二人で気持ちよくなりてえの。セックスって二人でするもんだろ？俺だけがやりたがって、可笑しくね？お妙はしたくねえのかってことじゃん。恥ずかしいとか言われるのも好きだし、やわい抵抗も好きだけど」

そこまで言って、銀時が目を細めた。

「嫌がることは絶対しねえよ。無理やりなんて、AVじゃねえんだから気持ちいいわけないし。お妙が嫌ならしない」

でも、と銀時が大きく息を吐いた。

「でもさ、抱きたいんだよ。どうしてもそういう気持ちになる。で、考えたんだよね。お妙の気持ちが分かったら対処できるんじゃねえのって。抱かれる側の気持ちが分かったらお妙を上手に抱けるんじゃないかって」

どうすれば妙の気持ちが理解できるのか。そして名案が閃いたのだ。

「お妙に一回俺のケツ掘ってみるかって言ったんだよ。女が男にどうやんのか知らねえけど、抱かれる側と抱く側を交換してみたらお互いの気持ちが分かっていいんじゃねえのって。だから一回俺をやってみるかって言ったらお妙がメチャメチャ怒って口きいてくんねえの。ぱっつあん俺どうしたらいい？」
「知らねえよッ！！！」



嫁にメロメロすぎる旦那。多分メロメロの方向性を間違えた。



◇◇


１日経って、お酒抜けて、今なら分かる。間違ってるのメロメロの方向性だけじゃないよ！！


酒は呑んでも呑まれるな。
皆さんお酒は程々に〜