日記妄想つめあわせ | ナノ

 05/01 エスとエム追記+土妙小話


※一番下にある土妙小話を元に書いたのが65sweetの「趣味が悪いのは承知の上だ〜」です



昨日書き忘れたことを思い出しました。

下僕×主人

これ忘れちゃダメっしょ。精神的な関係ってやつです。普段は受けに忠実ながら肝心なとこでは攻め攻めになるってやつですね。基本的に下剋上関係が好きなんですよ。受け溺愛は標準装備していてほしいですね。

ちょっと考えてみたのですが、銀さん、沖田さんはSで確定ですよね。妙受けで考えるとS攻めタイプです。ここは崩れないでしょう。原作でSだと言ってますからね。

じゃあ、土方さんはどうなのかと。
前にも書きましたが、私は土方さんのことを「行動ドS、精神ドМ」だと思ってます。
これをふまえて考えますと、攻めの姿勢的にはSながら姉上に抵抗されたり怒られたりするのが大好きというヘンタイが一体出来上がります。

つまり、こうです。


Sだけど罵られるのが好きなヘンタイ×Sで強気だけど押しに弱い


これが私の中の土妙イメージ・・・のはず。なのにこんな土妙はなんかヤダと思ってしまう私がいます(笑)

せっかくなので上記の土妙イメージを意識してほんの少し書いてみました。
えろを書いたつもりはないのですが、そんなふうに読めないこともないので一応続きにおきました。もしもえろと読めてしまったのならそれは私の文章がえろなのではなく読んだ方の網膜がえろなんだと思います!網膜えろ!(笑)


土方×妙

※読む方によってはちょいえろに感じるかもしれませんのでお気を付けを〜






「脚、あげてくれ」

そう土方に言われた瞬間、妙の顔色がさっと変わった。色で例えれば赤。しかしその色が羞恥からというより怒りによるものだということは鋭くなった眼差しで分かる。それがいいのだと土方はほくそ笑んだ。こうやって妙が機嫌を損ねるであろうことを分かっていて、わざと言ったのだから。

「妙、脚をあげてくれ」
「なぜ」
「このままじゃやりにくい」
「じゃあ、やらなければいいわ」

勝気そうな瞳に土方を映し、僅かに眉をひそめた。

「それに脚をあげろって・・・ずっと宙に浮かせておけってこと?そこまでしてやらなければいけないことかしら」
「俺の肩に乗せればいいだろ」
「脚を?貴方の肩に?」

眉間のしわが深くなる。妙は軽蔑したように薄く笑った。

「考えられないわ」

冷たい声音に土方の喉が鳴る。その声が、その視線がたまらない。へその辺りを刀の先でなぞられたような恐怖に似た快感が身体の中を貫いていく。どんな女だって妙には敵わない。妙ほど土方の欲を煽る女はいない。土方は目を細めて妙を見つめた。

「俺とするのは嫌か」
「そんなことは言ってないでしょう」
「怖い?」
「まさか」
「じゃあ脚を肩にかけてくれ。それとも、無理矢理開かれてえのか?」

無理矢理という言葉に妙が反応する。これは妙の嫌いな言葉の一つだ。すべてを自分の意思で決めることが当然と思っている妙にとって無理矢理など屈辱に近い。

「本気じゃないわよね」

見上げてくる視線を土方は存分に受け止める。剥き出しの感情が心地良い。愛おしい。

「妙の嫌がることはしねえよ」

それは土方の本心だった。その言葉に妙の顔から厳しさが消え失せて、徐々に柔らかさを取り戻す。土方はお詫びとばかり口づけを落とした。受け入れた妙の口内を優しく執拗にまさぐってから唇を離す。

「妙」

土方は上半身を起こし、上から妙を見つめた。先ほどまでの刺々しさが影を潜め、微笑みかけてくれる妙に心も身体も熱くなる。

「どうしたの」

無防備な物言いに土方はふっと目元を緩めた。

「お前の嫌がることはしないって言ったよな。―――――あれ、嘘だ」

声をあげる暇もなかった。
土方が口元に笑みを浮かべたまま素早く妙の膝を掴み押し広げたからだ。妙の両目が驚愕に見開かれる。

「な、なにっ」
「俺はお前の嫌がることをしてお前に嫌われても、罵られて殴られても構わねえんだよ」

お前になら斬られたっていい――。そう言いきった土方は、妙を淡く撫でるように見つめたまま、その手に容赦なく力をこめた。



(終わり)


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