日記妄想つめあわせ | ナノ

 04/05 思った言葉、言えなかった言葉。


新年度最初の日記からあれなんですが。
本当に久しぶりに姉上の夢を見ました。
でも、起きたときに「こんな夢なら見たくなかった」と思ってしまった夢でした。この姉上スキーな私が。姉上好き好きサイトやってる姉上バカな私が。夢で良かったと安心しつつ、こんな夢なら見たくなかったなと。
姉上と新八がメインの、アンハッピーエンドでした。
神楽が消えた二人の存在に悲鳴を上げたところで目が覚めました。
死ネタではないです。ただ、もう新八と姉上には会えないだろうと。だから神楽は叫んだなとか。やばい切なくなってきた。
あまりに辛くてこの夢は軽くスルーするつもりだったんですけどね(´ε`;)
でもね、一日考えてしまってました。
だからもう語らせて下さい!前置き長くてすみません!語りたいんです!

私の見た夢の話で、しかもアンハッピーエンドで申し訳ないですが、もしもお付き合いいただけるのなら、このまま私と一緒に姉上とか銀さんとか神楽とか新八に思いを馳せていただけると幸いです。
恋愛、カプ要素はございません。
でも、私はそれぞれの姉上に対する愛を感じました。





ここから夢の話




志村姉弟には「親の敵(かたき)」がいるんです。原作とは違って、そういう設定でした。で、その親の敵は天人です。正体不明なのでそれ以上は分からず。でも宇宙船のようなものに乗っていて、地球では生活してません。
姉上も新八もずっとその天人を探しているんです。敵を討つために。でもすでに地球を離れた「敵」を見つけることはできないまま、今に至ると。
でもそんな日常があっけなく終わってしまうんですよ。親の敵が地球に帰ってきたから。そいつは(そいつら?)はまた志村姉弟の前に現れるんです。



ここで一回話が飛び、すぐに場面が変わりました。ここからが本番とでいうべきか。あーまた思い出してきた(´;ω;`)
話は飛んで、新八が「敵」の天人に連れさらわれたところから始まります。



天人は新八を連れ去ったことを銀時らに伝えてくるんです。ここで銀さん達の登場です。で、相手が交換条件みたいなものを提示したらしく、場所と時刻を指定するんですよ。もちろん行きますよね。
で、夢ではそこに向かう人達の後ろ姿が見えるんです。銀さんが真ん中で。その両隣に誰かいて。私の目線はそのまま銀さんの方に近付いていって、最終的には銀さん目線と重なりました。銀さんから見る景色を私も一緒に見てるというか、そんな感じです。坂田と同化っす。

歩いて指定された場所に向かってる坂田の左側に黒っぽいのが見えるんですよ、目の端に黒っぽいのが。なんとなく土方さんかなと思ったんですが、夢の中では確認できず。でも左に黒っぽい人がいて、その人も新八を取り戻しにいってるんです。会話はなし。
そして、坂田の右側。ここに姉上がいるんです!!

文にするとこんな感じ。





誰も何も口にしない中、銀時はそっと右隣に視線を向ける。
自分の目線より少し下にある、妙の横顔が目に入った。
真っ直ぐ前だけを見ている妙の横顔。
迷いのない視線。
銀時は思う。
「お前は、弟のためなら命も賭けるのか」
妙の横顔を瞳に映し、そう思う。
思うだけで、銀時は言わなかった。
何も言わないまま、そっと視線を逸らした。






本当に綺麗でした。坂田目線で見る姉上の横顔。夢の中でも思ったくらいですもん、綺麗だなって。坂田目線だから、斜め上から見る形になるんですね。横顔。綺麗だったんですよホントに。スっと前を見ている姉上が本当に綺麗で・・・余計にね・・・。
で、銀さんの心の声まで聞こえるわけですよ。なんせ坂田と同化してるから私。


「お前は、弟のためなら命も賭けるのか」

そう思った坂田が、そう言えなかった坂田が、なんかもうね、私の妄想スイッチ押しまくりんぐっす。ギュッギュされてるから。坂田にギュッギュされてるから。
これね、なんで銀さんは言わなかったんだろうってずっと考えてたんです。嫌なこともズバズバ言う男がなんで言わなかったんだよ、と。そんなに言いづらい内容かと。

そこで柳生編を思い出したんですね。あの時は銀さんは姉上を迎えにいったじゃないですか。私はですね、銀さんは姉上がちゃんと覚悟を決めてたら迎えにいかなかっただろうなと思ってるんです。私はね、私は。それぞれの考え方がありますが、私はそうかなあと思ってます。
理由は、銀さんは相手の覚悟を尊重する人じゃないかと。信念とか魂とかでもいいですが、これがその人にとって絶対に曲げられない根幹に関わるものだと認識すれば、それを邪魔しないんじゃないかと。例えそれがその人にとって最悪の結末だったとしても。覚悟を決めた人の、その覚悟を大切にするんじゃないかと。(と、勝手に思ってます)


隣を歩いている姉上の覚悟は、銀さんも分かってる。だから思ったんですよ。「お前は、弟のためなら命も賭けるのか」って。分かってる。知ってる。姉上は自分のことに関しては揺れるのに、親や道場や弟のことになる揺れない。はっきりしてる。覚悟を決めてる。それを銀さんは知ってる。そういう女だって知ってる。知ってるから、分かってるから、だから言えなかったんじゃないかと。
だって聞いてしまったら。それを妙が認めてしまったら。妙の覚悟を妙の口から聞いてしまったら。それを銀さんは止められないから。妙が、妙自身か弟かを選ばなくてはならなくなった時、弟をなんの迷いもなく選ぶであろう妙を止められないから。だって銀さんも選んだことがあるから。先生か仲間か。どちらも助けることができないことがあるって、銀さん自身が一番知ってるから。妙の覚悟はそういものだから。だから否定できない。聞いてしまったら否定できない。だから、言えなかった。

銀さんは新八と妙のどちらかとか選びたくなかったんですよ、きっと。どちらも助けるつもりなんですよ。だから、妙の覚悟なんて知らないフリしたんじゃないかなあと。
てめえ死んで弟だけ助かってどうすんだバーカっいうタイプじゃないですか、銀さんって。それと同時に、選ばなければならないこともあるって知ってる。全く反対の考えで、そのどちらも銀さんは分かるから、だからもう何も言わなかったんだろうなとか思ってます。

まあ、全部私の見た夢なんですけどね!夢なのにこんなに語ってスミマセン。
もう少し夢は続くんですが、一旦落ち着くためにここで終わります。
あとは神楽と姉上。姉上と新八の覚悟とか。そしてアンハッピーエンド。叫ぶ神楽。あまりに悲しいので書かないかもです(´;ω;`)
あーでもやっぱり書いてすっきりしたい!

とりあえず終わります!
お付き合いありがとうございました!



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