日記妄想つめあわせ | ナノ

 12/05 みんなで姉上を抱きしめてみよう!


トリックオアトリートと言ってみよう!とほぼ同じメンバーです。


→坂田

「銀さん、ちょっと私を抱き締めてくれませんか」
「はあ?なに」
「十秒ほどでいいです」
「なにが」
「私を抱き締めてほしいんですけど」
「なんで」
「すまいるから金一封でますよ」
「ああ店の企画か。相変わらずバカみてえなことやってんな。で、俺の取り分は?」
「金一封はそのまま差し上げます。私は別にいただけますので」
「それで金が手に入りゃ断る理由もねえわな。抱き締めりゃいいの?」
「はい、お願いします」
「へいへいっと・・・これでいいわけ?」
「はい、このまま十秒です」

坂田は多分金をチラつかせたら軽く受けてくれるんじゃないかと(笑)


→新八

「うあああ!!!な、な、な、何やってんですかアンタら!!!」
「あら新ちゃん、ちょうど良かった。ちょっと私を抱き締めてくれる?」
「そうですよこっそり抱き締めあっちゃって!!!って、え?」
「お店の企画なの。十秒くらいでいいわ。金一封もでるのよ」
「企画?お店ってすまいるですよね・・・でもそんな理由で抱き締めるとか・・・」
「新ちゃんは抱き締めてくれるの?くれないの?」
「え、あの、その・・・姉上がそう言うなら、やりますけど・・・」
「良かった。じゃあお願いね」
「はい・・・あの姉上、失礼します」
「はい、どうぞ」

イチャイチャ姉弟きたー!冷静に考えたら姉弟で抱き締めるってアレじゃね?だけど、姉上も新八も私も冷静じゃないんでオッケーです(笑)


→神楽

「新八!!女にモテないからってアネゴに手を出すなんて、とんでもないアルな!!」
「あら神楽ちゃん。これで三人目ね」
「アネゴ!アネゴ!大丈夫アルか?」
「ねえ神楽ちゃん。ちょっと私を抱き締めてほしいんだけど、いいかな?」
神楽、不思議そうな顔をしつつも妙を抱き締める。
「・・・アネゴこれでいい?」
「うん、ありがとう」
「これなにアル」
「すまいるの企画でね、抱き締めたらお小遣いが貰えるの」
「やった!アネゴ抱き締めたらお金が貰えるなんて最高ネ!!」
「うふふ、ぎゅーっとしてね」
「ぎゅーっ!」

抱き締めるというより無邪気に抱きついてるとこ想像するとニヤニヤします。仲良し姉妹大好きっす!


→近藤

「おおお妙さん!!どういうことですか!!」
「あなたまたそんな所に・・・」
「企画ってなんですか!?俺は聞いてないです!!」
「何でもないですよ。さあ、お帰りになってくださいな」
「いやだって今すまいるの企画って!!お妙さんを十秒抱き締めたら金一封って!!」
「ちゃんと聞いてらっしゃるじゃないですか・・・」
「おおお俺もやります!!金一封もお妙さんに差し上げます!!十秒と言わず一秒でもいい!!」
近藤、両手を広げる。
妙、無言で見つめる。
「・・・近藤さん。私が良いと言うまで目を閉じてて下さい。それと両手も開いたまま」
「は、はいっ!!」
妙、目を閉じた近藤の胸に坂田の顔を押し付ける。
「いーち。はい良いですよ。さ、早くお帰りになって下さいね」
「このふわふわとした感触・・・!!ああああありがとうございます!!!俺一生忘れませんっ!!!」

やっぱりここで近藤さんが抱き締めちゃうと原作の良い関係(?)が壊れますからね。近藤さんはこうじゃないと(笑)
坂田は近藤さんの分の金一封で手を打ちました(笑)


→土方

「ああ、あんた。近藤さん見なかったか」
「先ほど帰られましたよ。それより土方さん、ちょっと抱き締めていただけないでしょうか」
「近藤さんをか?」
「いえ、私を」
「誰が」
「あなたが」
「ああ俺か・・・はあ?」
「十秒程度で構いませんよ。抱き締めて下さい」
「意味が分かんねえな」
「お店の企画です。金一封出ますよ」
「いらねえよ」
「じゃあ私にください」
「そんなことじゃねえだろ。近藤さんが惚れた女に手を出せるか」
「あなたが抱き締めてくれないなら他に頼むまでですよ」
「あんたのそんな姿見たら、うちの大将がショック受けて仕事になんねえよ」
「じゃあ、はい」
妙、にっこりと手を広げる。
土方、渋い顔で溜め息を吐く。
「・・・・で、どうすりゃいいんだ。女の抱き締め方なんざわかんねえよ」
「そうですね、適当に」
「適当って・・・これでいいのか」
「はい充分です。十秒ほどお願いします」

土方さんに抱き締めてもらうまでが長くなりました。真面目な人だろうからなかなか動かなくて。坂田は速かったのにな(笑)


→山崎

「うわっ!!土方さんっそれマズイですって!!」
「こんにちは山崎さん。私って本当についてるわ」
「あああヤバい、屯所が修羅場になる・・・まさか局長と副長が恋のライバルだなんて・・・」
「ねえ山崎さん。変な妄想垂れ流してるとこ悪いんですけど、ちょっと私を抱き締めてもらえますか?」
「はい!?」
「十秒で終わりますから。ちょっと、ね?」
「いや、姐さんなに言っちゃってるんですか!?」
「お店の企画なんです。金一封も差し上げますので、一回抱き締めてもらえると嬉しいんですけど」
「企画?あー・・・企画か・・そういう・・あー」
「嫌ですか?」
「い、嫌じゃないです!でも、局長や隊長にバレるとマズイですし・・」
「誰にも言いません」
妙、にっこりと手を広げる。
山崎、うっかりドキドキする。
「じゃあ、あのう・・・俺でよければ・・・」
「ありがとうございます」
「・・・あの姐さん、苦しくないですか?」
「うふふ、大丈夫ですよ」

山崎は土方さんより流されやすいようです(笑)でもなんか、この二人はドキドキしますね!


→沖田

「沖田さん」
「ありゃ、姐さん。俺に気付いてたんですかィ」
「沖田さんこそ、私が気付いてるって気付いてらしたでしょ?」
「土方さんも山崎も、テンパってたからこっちに気付きやしやせんでしたけどねィ」
「盗み撮りは犯罪ですよ」
「真選組の風紀が乱れてないかの調査ですぜ。早速近藤さんに報告しねえと。証拠写真付きで」
「それはそちらの勝手ですけど、ちょっと私を抱き締めてもらえますか?」
「ああ、企画がどうとか言ってやしたね。金一封が出るんでしょ?いいですぜ」
「良かった」
「女を抱き締めるとかキャラじゃねえんで、姐さんの方から抱き締めてくだせえよ」
「ええ、分かりました。・・・これでどうでしょう」
「いい感じですぜ」


山崎以上にすんなりと話が進んだ沖やんです。抱き締めるより抱き締められるのが似合う沖やんです(笑)


→抱き締められたその後は?

「アネゴ!買い物アルか?」
「ええそうよ。そうだ神楽ちゃん。何が食べたい?何でもいいわよ。お肉でもお魚でも、好きなの言って」
「何でもって、アネゴ太っ腹ネ!どうしたアルか?」
「この間の企画ね、私が優勝したの。だから時給もアップしたし、臨時ボーナスも貰っちゃった」
「抱き締めるってやつ?」
「そう。みんなに協力してもらったから少しはお返ししないとね。新ちゃんとご馳走作るから、家に来てくれる?」
「やったー!今日はまともな飯が食えるネ!銀ちゃん呼んでくるアル!!」
「あ、神楽ちゃん・・・真選組のあの人達も来るから喧嘩しないでね、って言うつもりだったんだけど・・・まあ、いっか」


おしまい


抱き締めているのにドキドキしない、のがドキドキする!!
私も姉上に抱き締められたいです。


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