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「やったー!」

ぴょん、と飛び跳ねる。その拍子でスマブラのコピーが取れて、消えた。

「あーあ、負けちゃったヨォ」

残念そうなマホロアの声が背中越しに聞こえる。もうチョットだったんだけどナァ。

「さて、と」

ぼくはゆっくりと立ち上がる。しょんぼりしているだろうマホロアの顔を拝むために。

「約束通り、なんでも言うこと聞いて貰うからね!」

苦笑いする気配が、後ろから感じられた。

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