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夢主×十代
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 十代はいつでも太陽だった。明るく俺を照らしみんなを輝かせる唯一の光源。だけど俺には物足りない。照らされるだけでは満足出来ない。その熱に焼かれ焦がされ溶かされたい。いつの頃からか、俺の劣情は形を歪めて育ち始めていた。

「十代、ただいま。お利口にしてたか?」

 ドアを開けて自室に入ると彼はベッドに蹲って顔を伏せていた。靴を脱ぎ、電気もつけない暗い部屋を進んで枕元まで行くと、疲労困憊、四面楚歌といった四字熟語が果てしなく似合う、輝きを失った瞳が横目に俺を見る。普段の元気はそこにはない。太陽も疲れ切ってしまうらしい。
 口を塞ぐタオルを外してやると大量の唾液を含んだそれが糸を引きベッドに垂れた。

「ごめんな十代、おしっこ我慢させてたよな」

 昼食時に告げられた彼の排尿という生理現象を無視して放置したのだ、十代の機嫌が悪いのはそれが原因だろう。そんなことで拗ねてしまう彼が愛しくて、何か言いたげに、しかし何も言わない彼の肩に腕を回し体を起こしてやる。細い彼の体は軽い。腕も足も縛った体勢では苦しそうだったので足のロープを解き両膝を開かせると、彼はぐっと眉間に皺を寄せた。俺が構わず彼の服を剥ぎ取ると「ぃ……や、だ」小さく十代が声をあげた。

「ほら十代、出していいよ。洗濯は俺がきちんとしてあげるからな」

「ゃ、」

「ほらほら早く」

 頭を横に振りたくり抵抗する姿に我慢していた笑いが漏れる。十代は可愛い。今まで散々恥ずかしいことをさせてきたのに、ベッドの上でお漏らしをするのはまだ嫌なのだという。恥ずかしがり屋の十代というのも中々新鮮でたまらない。俺は早く彼を罵りたかった。弱々しい太陽を誹り、可愛がり、全てを俺のものにしてやりたかった。
 俺は彼の腹部を圧迫する。開かせた足を更に左右に押し広げ、縮こまる性器をやわやわと揉み込む。嗚咽とも諦めとも分からない声とともに彼の我慢が決壊するビチャビチャという品のない水音が部屋と俺を濡らしていく。それがたまらなく楽しくて、俺はとうとう笑ってしまった。

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100218