量産実験
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プラーガの影響によりLI-SS08……通称リースの射精は長く続く。5ミリほどの柔らかい卵が一つずつ尿道を擦りながら鈴口を押し広げるため、本人の証言ではそれに伴う快感も果てしないという。
精液と卵を回収するためリースのペニスにはめられたプラグには粘液が張り付き、下肢からは今なおピストン運動による卑猥な水音と射精が続いている。
「うあ……あああうっ、ひい……ッ!」
暴れないよう両手両足をバンドで固定してあるが、それでもリースは苦しげな声と共に身じろぎを繰り返す。ガラス越しにぽこりと、時間をかけて鈴口から卵がまた一つ吐き出された。
「んんんんんッ!! も、もお……ゆる、ゆるし……んぐぅ、があぁ……!」
再びプラーガの卵がペニスの内側を辿っているのだろう。四つん這いになったリースの体が脈打ち痙攣する。太ももと腹が引き攣るほどに力が込められていた。
出てくる卵の数は不特定でまちまちだ。快感が強ければ強いほど量が増え射精も長く、そうでなければ少なく短い。
週に一度、リースの体から卵を絞りとる際に前立腺を刺激して根こそぎ産ませる。終わった頃にはリースはぐったりと横たわるのだが、まだ一時間にも達していないので本番はまだこれからと言えた。
「どうした、まだいつもの半分にも達していないが」
言いながらアナルに深々と埋まったプラグを軽く抜き差ししてやるリースは息も絶え絶えに頭を振りたくり、汗と唾液とを撒き散らした。手足に巻き付くバンドは音を立てて軋む。先端から再び粘膜に包まれた卵が吐き出されるが、この速度では少なくとも、彼にはあと二時間は耐えてもらわねばならない。
「しっかりと排卵しろ。私が手を貸しているんだ」
そう声を掛け、私はリースの尻を穿つプラグに力を込め、睾丸マッサージを施してやることにした。サンプル回収は、まだ終わらない。
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120519
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