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ブルーノ×ショタ(十夜)
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 片や2メートル近い身長の僕と片や150センチほどしかない十夜にはハッキリと目視出来る程度には大層な体格差がある。だからキスをしたりハグをしたり、恋人同士が行う行為には大変な苦労が生じるのだが、中でもセックスは最も大変だったりする。お互いに。

「十夜、もうちょっと力を抜いてくれないかな……?」

「む、りぃ……!」

 僕の体の下で両足を限界まで広げている十夜は首を振る。お尻には僕のちんちんがほんの少しだけ食い込んで、いざ挿入、といったところなのだが……ここが一番時間のかかる瞬間だ。
 何せ彼の体内は狭いし小さい。そして僕のアレは自分で言うのも何だけど、大きい。どれほど時間をかけ慣らしてみても、やっぱり挿入時の痛みは拭いきれないし、乱暴にことを進めるわけにもいかない。ぎゅうぎゅうと容赦なく加えられる締め付けに持っていかれないように呼吸を整えながら、何とか力を抜こうと深呼吸する十夜の、若干萎えてしまっているちんちんに手を伸ばした。

「あっ……ん……♥」

「十夜はいい子ちゃんねー、いっぱい気持ちよくなろうねー」

「やぁ……っ、やだぁ……!」

 子供にするような口調で言い聞かせながらそれの先端を親指でくりくり撫でると十夜は恥ずかしいみたいで、真っ赤な顔で僕を睨み付ける。もちろん慣れないその目付きに恐怖なんて感じないし、むしろそうすることでとろりと透明な液体をちんちんから零すのだから、彼の淫猥さに唾液を飲んだ。
 ゆっくり扱きあげると徐々に彼の息が切羽詰まったものに変化して、締め付けが僅かばかり緩む。そのタイミングを見計らって更に腰を奥に進めた。十夜の白い喉が反り返り、シーツを握り締める手に力が篭る。

「いぃ……っ……ひ、ふぁ、ァ……!」

 3分の2ほどが収まると壁のようなものが僕のアレの先端にあたってそれ以上の進入が出来なくなる。彼のお腹はパンパンだ。軽く腰を揺すると苦しそうに咽び泣くため間違いない。もちろん彼の狭い体内に全てが収まりきるわけではないから、ふうと息をついて、ようやくある程度の余裕を持ちながら、がくがくと震えるばかりの十夜の顔を見下ろした。

「ぁ……♥んッ、はぁ♥ぅあ……♥」

 恐らく前立腺を押し上げているからだろうが、十夜はまるで惚けたような瞳に涙を目一杯溜め、口の端から唾液を零している。開きっぱなしの口からははーはーと荒い呼吸が漏れていて、濡れた目が僕を見上げた。汗で額に張り付いている前髪を手で払うとギュッと中が締まって、僕も十夜も息を止めた。

「ん……気持ちいいねー、沢山イかせてあげるからねー」

「ァ、ひっ、やぁ♥ブルーノぉ……!」

 先走りでドロドロになった彼のちんちんを手の平で撫でてあげる。目を見開いて首を左右に振りたくると細い髪の先から小さな汗の粒が飛び散った。手の中で震えるそれはとろとろ白っぽく濁った液体を垂れ流していて、彼の額に口付けながら、強弱を付けてそれを擦っていく。

「ひぃ……ッ!!」

 ギチッと中が締まり十夜が喉を反らした。食いしばった歯がカチカチと音を立てながら、ぶるぶると全身を震わせていた。見開いた瞳にたっぷりと溜まった涙が落ちる。小刻みだった震えが断続的な痙攣に変わって、彼のちんちんからどろりと白濁が溢れ出す。射精、したようだ。

「ィ……ひ、うぅっ♥もぉ……やっ♥やぇ、てぇぇっ♥」

 何度も体が弾みその反動で前立腺が捏ねられる。精液を吐き出している最中のちんちんを容赦なくさすると彼は泣きながら首を振り懇願した。でも僕はこの時の彼の体内が一番気持ちいいと知っているからやめてあげられない。腰を押し付け徐々に手の動きを早め更に彼を追い立てた。十夜は可愛い。いつまでも止まらない白濁がちゅぷりちゅぷりと吐き出される。

「ん……こりこりされて気持ちいいねー」

「あぁぁッ、い、あっ、やぁっ♥」

 まだセックスしはじめて一時間も経っていないし、もうしばらく、彼には前立腺とちんちんを捏ねられ続ける快感を味わってもらおう。
 そう思って僕は、彼のお尻を抉ってあげた。

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