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Omega-verse.08.
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 消太くんと出会ってから、僕の頭と体は徹底的に作り変えられてしまったように思う。何をするにも消太くんを優先して考え、消太くんに好きになってもらうためあの手この手を尽くし、消太くんに喜んでもらうため、僕はいつも必死だった。服を脱ぎ両足を大きく広げて、羞恥心に苛まれながらも今まで誰にも見せたことのなかった大切な場所を大好きな番に晒しているとき、不意にそう実感した。僕のあそこは熱く火照っていて、トロトロに濡れたおまんこの中からはエッチな汁がとめどなく溢れ続けている。消太くん専用の穴に彼の大きなものが擦りつけられた。膨らんだ先っぽが僕のおまんこと、その上にある、オメガの退化した2つの袋との間を何度も往復する。「ソーガのキンタマ、コリコリしてるな」ふうふう息を吐き出す消太くんが笑ってるみたいな声で僕をからかったけれど、すっかり据わった目で言われたって、ちっとも面白くはなかった。でも消太くんが喜んでくれているのが嬉しくてたまらない。いやらしい場所に感じる彼の熱いくらいの体温が、更に僕を突き動かした。

「しょぉたくん……いじわるやだぁ♥いれて……おねがい……♥」

「もうチンポほしいのか」

 彼の言葉にウンウンと大きく頷く。

「チンポほしいっ♥ね、僕のおまんこと、エッチして♥しょーたくん、おねがいっ♥」

「ソーガは全然我慢が出来ないな」

「うんっ♥しょーたくんのチンポ、すきだから……♥チンポ、我慢できなくて、ごめんなさい……っ♥」

「……まあ、好きなら仕方ないね」

 ニタリと、ちょっぴりヘタクソに消太くんが笑う。おまんこをコスコス擦り続ける彼のチンコがピクンピクンと弾んでる。消太くんの体は正直者だから、多分きっと、喜んでくれてるのだろう。大好きな消太くんのチンコが、おまんこの狭い穴に頭を押しつけた。たいして力を入れてないのに、消太くんが軽く腰を寄せると、チンコはヌルンと滑り込んでいく。恥ずかしい。ヨダレを垂らしてむしゃぶりつくいやらしい体だと思われてしまう。一番太いところを抵抗もなくちゅっぽり咥え込むと、奥まで犯してほしい僕に対し、消太くんは「手前と奥、どっちがいい?」なんて意地の悪い質問をぶつけてきた。選べるわけないのに。体中がゾクゾクしてうまく舌が動かず、僕は一度、懸命に唾液を飲みくだす。

「んっ♥りょ、ほぉ……っ♥すきぃっ♥」

「両方? 両方擦れって?」

「うんっ♥りょうほう、して……♥いっ♥いりぐちから、奥まで、ゴシゴシして……♥」

「いいのか? お前、すぐイクだろ、それやると」

「あっ♥が、がまん、するから……♥ぼく、がんばって、しょーたくんのチンポ、きもちくするから……♥」

「本当か? それで我慢出来た試しないのに」

 消太くんの指が僕のチンコをコチョコチョする。敏感な先っぽをくすぐられ、おまんこがキュゥッ♥と収縮した。イッちゃう。まだ奥まで入れてもらってないのに、番のチンコに弱い僕のダメなおまんこが、イク準備を始めてしまっている。カクカクと腰が前後に揺れて、なりふり構うこともせず、僕は半べそかきながら消太くんの手を掴んだ。

「イキたいっ♥しょうたくんの、チンポでイキたいっ♥もぉやだぁ♥焦らすのやだっ♥奥いれてっ♥おまんこ、いじめてっ♥おねがいっ、だからぁ♥」

 チュウチュウ吸いつくおまんこをかき分けて、唇だけで不器用に笑う消太くんのチンコが押し込まれていく。ゾクゾクゾクッ♥腰から背中がしびれた。燃えるように熱く、太い棒が、グチュグチュに濡れたおまんこの内側を容赦なく擦ってる。消太くんの手を握る手に力がこもる。イッちゃう。きもちいいの、きちゃう。ついさっき言った僕の言葉を真似て、消太くんが「頑張って俺を気持ちよくするんじゃなかったのか?」とからかった。やっぱり、僕には無理だった。消太くんのチンコを入れられて、我慢なんてできるわけがなかった。

「ソーガは俺のチンポに弱すぎるな」

 トン、トン、と軽くおまんこの奥が突かれる。「〜〜〜〜っ♥♥♥」目の前が真っ白になって、消太くんのチンポに弱い僕のおまんこは、たったそれだけのことでキュンッ♥と痙攣した。背中がのけぞり、体の自由がきかないのに、腰だけがヘコヘコ揺れてしまう。熱くて、苦しくて、きもちいい。チンコの先端からトロッと白い液体が垂れてきた。視界に映る消太くんが、舌舐めずりしながら、僕をみてる。力が入らず、握った手が離れる直前、今度は消太くんの手が僕の手首を掴んだ。痛いくらいの力で握られて、グググッと腰が押しつけられる。イッてるのに。イッてるから、いじわるしないでほしいのに。おまんこの奥をゴリゴリされて、一息つく間も与えられず、僕はまたイク準備をはじめさせられている。やっぱり、僕の体は消太くんに逆らえないみたいだった。

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170528