sex change
この度目出度く、二度目の春を迎える事ができました。
皆様如何お過ごしですか?

さて、昨年は年齢を偽ってみたり、性格をイジってみたりしたエイプリルフールでした。
今年は気合いを入れて、管理人のへったくそな絵までつけました。
性別総入れ換え企画です。
全員、性別入れ換えました。

よかったら、絵も見てやってくださいな。
なぜだかサイズが大きくなる病気にかかったらしいイラスト達をフィルターでごまかしてみました。
満足はしていませんがなんとなくそれとなくイメージをつかんでもらえれば幸いです

堕絵

では。
始まりはじまりー


◆吉野姉弟

「なんでこんなことも出来ねぇんだ!愚姉!」

「ご、ごめんなさい、さてん、
わ、わたし、料理も出来なくて、」

おかっぱの白髪男子(しかも細マッチョ)に怒られているのは白髪男子繻子の姉である絹。
今、鰤の照り焼きが何故か目を離した隙に炭になっていたのでお説教中。

姉の絹さん、筋金入りの虐められっこ体質で、上司からも同僚からも地味な嫌がらせを受けている。
しかしその実、”キレたら恐い女”にランクインしていて、その名の通り、怒らせると大変なことになる。
怒らせる地雷は弟くんを馬鹿にする事。
愛用の鞭(馬用)で攻撃を繰り出してくる。
そしてその弟に依存している。
所謂ブラコンである。
顔もなかなかの美人さんで地味にナイスバティなのに誰もその事に気が付いていないのは纏っているオーラのせいであろうか。

「…え、ちょ、泣くことねぇだろ、ほら、泣き止めよ、な?」

「うん、…うん。」

弟繻子は字だけ見れば女のようであるが、発音は”さてん”であり、見た目からも想像がつくように、生粋の細マッチョである。
中身も細マッチョである。(意味が分からん)
弟に依存する姉の世話を引き受ける、面倒見のいい性格をしている。
よくモテる。(それでも彼女がいないのは単に姉が女共を肉塊にしているからに過ぎない。)

「さてん、お姉ちゃん、だめだめでごめんね、」

「そ、そんなことねぇよ。
おいおい、姉さん、なんか茸生えてんぞ、頭から」

姉も弟も情報軍という部署に属しているので、潜入捜査のための変装得意。
姉は化粧で変身する。月に変わってお仕置きする奴等並みに変身する。

「ごめんね、しんで、つぐなうわ、」

「気をしっかり持て!そんなんで死ぬなよ!な!」

と、こんな感じの姉弟コントが有名。
兎に角姉の絹さんが怒ると恐い。
でも恐い事を知ってるのが弟くんと上司の蒼い奴だけなので皆遠慮なく虐める。(怒らせたら大体死亡フラグがたつのであの世には姉絹の恐ろしさ知ってる人がけっこういるらしい。)
そして後々地雷踏んで後悔する。(あの世から後悔する。)


◆初茜朱楽ちゃん

めっちゃかわいい。すごいかわいい。マスコット的かわいさがある。栗鼠みたい。兎みたい。
でも中身には何故か夜叉と切り裂きジャックが同居してる。
たまに夜叉でてくる。
ぼわっとでてくる。
切り裂きジャックは頻繁に顔だしてる。
でも大体天使。
趣味は他人の阿鼻叫喚を眺めること。
尊敬する人は未来の自分と即答できるくらいの筋金入りのナルシスト。

「ねえ、しるく、」

「は、はい。」

かわいいけど戦争とかでは最前線で戦う。
でもかわいいから許される。
諸外国でもファンクラブがあるけど、どこの国でも軍人には怖がられる。
めっちゃ、怖がられる。

何故ならだいたいの国は初茜さんにつぶされたから。
でもその事実は隠蔽されている。
何故なのかというと、だって侵略とか虐殺とかかわいくないもん。というご自身の意向により、隠蔽されている。

「爪めくられて悶え苦しむ人間を見たいなー。と思ってるんだけど。」

「あ、えと、捕虜でよろしければ、ご用意致します」

「うん!
…誰にも気付かれるなよ、」

「畏まりました。」

取り敢えず重度のサイコパスなので、定期的に残虐な事がしたくなる。
全部部下であり使用人であり奴隷の絹にさせる。
自分は見てるだけ。
何故なのかというと、だってかわいくないもん。というご自身の意向により、…以下略。
あと、臭いが服に付くのがお気に召さないらしい。
家庭的な要素は何一つないので勿論洗濯も掃除もしないしできない。
でもかわいいから許される。


◆初茜朱楽ちゃんと吉野繻子くん

ここの関係性としては特筆事項はない。
繻子は朱楽ちゃんを凄い人として敬愛してる。
姉が虐められてるとか知らない。
全身全霊でお仕えしている。
繻子くんの目標は朱楽ちゃんの隣に立てるようになることで、その目標は未だ果たされない。
朱楽ちゃんも繻子くんの前では天使。


◆月夜零子さん
(最近、月夜の扱いを改めたので作者は月夜に優しい)

美人さん。
ナイスバティを隠さない。男遊び激しい。
スッピンは林檎ちゃんにしか見せない。
特定の男を作らないのは変わらない。
座右の銘は”愛人全員に全力の愛を注ぐ”
サイコパスじゃないけど頭おかしいことで有名。
乳でかい。
髪の毛とか肌とか爪の先までお手入れされてる。
夜中に地味に一人でお手入れしてる。
部下の林檎ちゃんとは良き友。
そして林檎ちゃんは零子さんの良き母。
困ったことに零子さんは家事ができない。
お嬢様というか寧ろ女王蜂。
女王様ではない。なぜならチクチクするから。

「零子様、準備が整いました」

「ご苦労様、今行くわ。」

高級娼婦みたいなイメージ。高嶺の花。
こちらも最前線で剣を振るう女王蜂。
仕事はどちらかというとしたくない派。
右目は無いけどコンプレックスではない。寧ろチャームポイントよなんて言ってる。
それでも昔は気にしてた。
おかげで結構やさぐれてた時代もあった。
女の子にも優しい。
若い女兵士のための恋の相談室を毎週開いている。
怒ると恐い。
すごいこわい。

「私の刀、どこ?」

「こちらに。」

「あら、ありがと」

気に入らない人間は女王蜂自ら手を下す。
最近のブームは生きたまま解体していく殺し方。
止血しながら殺す。

「起きてるかしら?あのね?佐藤君、私、あなたみたいな人間、大嫌いなの。チンケな独占欲持ってる人。
私は私の愛人皆愛してるの。それに耐えられないなら生きてる価値ないわよ。あなた。
まぁ、顔の割にちゃっちい逸物だったし、惜しくも何ともないわ。さよなら、あ、足からね。」

こんな感じでサクサクやっていく。
人の名前を覚えるのは苦手。
現に今サクサクされてるのは佐藤君ではなく斉藤君。


◆月夜零子さんと初茜朱楽ちゃん

零子さんと朱楽ちゃんは昔々からのお友達(犬猿の仲だけどね)。
停戦状態の時はお酒とか一緒に飲んだりしながら昔話に花を咲かせる。
小動物系の可愛さのある朱楽ちゃんは実は凄い酒豪さんで、大人の色気しかない零子さんよりもお酒強い。

「なんだか、世の移り変わりは早いね」

「そうよねー。ついていけないわ。」

バーカウンターと零子さんの組み合わせが似合うのに隣の蒼いロリ娘がすごい違和感。
しかもロリ娘の方が酒が強い。

「というか、月夜あなた、最近静かね、年?」

「違うわ。ロリ娘、私大人の風格を身につけたの。
いつまでたってもロリ娘のあなたとは違ってね。羨ましい?」

「羨ましいどころか、え、それ、年じゃないの?
かわいそう。同情するわ。あとロリ娘連呼しないてくださるかしら、耳障りよ。
あなたこそ自身にない可愛さで満ち溢れた私が羨ましいんでしょ。」

「かっちーん。ぶっ殺す」

「望むところよ。ミジンコの餌にしてあげる。」

女になっても大人の風格身につけても根本は変わらない。


◆濃霧林檎と四月一日椿

林檎ちゃんは乳がぷるんってなって下半身がつるんってなっただけ。
あとは変わらん。
特筆事項なし。
ただ、母性本能が本格的に目覚めたらしく、余計世話焼きになってる。
椿も変わらん。
でも面白くないから、年相応にちょっと反抗期にしてみた。
殴るとかじゃなくて、顔真っ赤にして黙る派。
口数も少ない。
グレてるからか、たばこ吸ってる。
それを林檎ちゃんに怒られる。
椿は林檎ちゃんに本気で惚れてるけど、林檎ちゃんからしたら只の弟。
椿は成長が遅いらしくて、年の割にちっこい。
まだ林檎ちゃんの方がでかい。
前に後ろから抱きついて押し倒そうとしたら逆に上手投げされてこっぴどく怒られた。
その時は林檎ちゃんに軽々投げられたのと拒絶されたのと子供扱いされて怒られたのと三連パンチくらって暫く立ち直れなかった。
故に最近のブームは牛乳。
趣味は銃のコレクション。
林檎ちゃんが銃のいろはから教えてくれた。

「四月一日、晩ご飯、何がいいですか?」

「…お、俺、なんでもいいです、」

一人称俺様のままだけど林檎ちゃんの前では俺、で止めておく。
林檎ちゃん大好き。
月夜にそのことを見抜かれていて、週に一度の恋愛相談室に呼ばれている。行ったこと無いけど。
月夜のことは大嫌い。
ほんとに嫌い。

「豆腐ハンバーグにしましょうね、」

「え、」

未だに豆腐ハンバーグが大好き。
ほかの人とか部下のまえでは見栄を張ってお酒飲んだり肉食べたりするけどほんとはベジタリアンでオレンジジュースが大好き。

「好きでしょ?豆腐ハンバーグ」

「…///」

こまったことに椿はただのむっつりさん。


◆零子さんと椿くん

こいつらがまた両方一方通行。
零子さんは初々しい椿くんがおもしろくて仕方ないのに椿くんはそんな零子さんが癪に障る。
というかむしろ林檎ちゃんと一番近くに居ることに腹がたつだけ。
一応上司と部下。

「エイプリルフール、元気?」

「元気とか聞いてんじゃねぇよ。ばばあ」

ばばあとか言われても全然平気。
自分にそれだけの自信があるから。

「やだっ!ばばあじゃないわ。
お姉さまでしょ、もぅ。林檎ちゃんが居たら可愛いウブウブ少年なのに…もったいないわ」

「キモいこと口走ってんじゃねぇよ!
俺様は林檎先輩を敬愛してるだけだ!消え失せろばばあ」

実は椿くん本人は自分が林檎ちゃんのこと恋愛対象としてみていることに気が付いていない。
恋の病盲目とはまさにこのこと。(本来の意味じゃない。)

「あんたねぇ、自分のキモチわかんないくせに女の私にもいっちょ前に嫉妬してんじゃないわよ。
そんなんだからいつまでたっても恋愛初心者マークがハズレないのよ。」

「…んだと?このくそばばあ!誰がてめぇみたいなヨボヨボに嫉妬するかよ!
それと誰か恋愛初心者だ!ぶっ殺す!」

何故か椿くんだけは零子さんが色気で誘っても落ちてこないのが零子さんの興味の源。
でも椿くんは零子さんの好みではない。
まぁでも気に入ってる部下なので、密かにその青い恋の成就を願ってる。


◆混浴してみる

むっつりさんの椿くんがむっつりさんなので絶対一緒に風呂入ってくれないので、設定としては椿くんと繻子くんが入ってるところにお姉さま方が入ってくる、という設定にしてみる。

「おっじゃまー。」

「「…キャァァァァ!!!」」

女集(しかも大半ナイスバティ)の来襲に上がる悲鳴は男の悲鳴。

「な!なんですか!
急になんですか!逆セクハラですか!」

「ここ男湯だろうがぁぁぉ!
何してんだぁぁぁ!羞恥心を持てぇ!」

上から繻子くんと椿くん。
女集、総無視で湯船に入る。

「いやぁ、やっぱり貸し切った甲斐があるわね。
気持ちいいわ。」

「美容にもいいんでしょう?楽しみだわ」

「そうですよね。やっぱり女の理想ですもの、綺麗なお肌は。」

「いい湯、ですわ、」

上から朱楽ちゃん、零子さん、林檎ちゃん、絹姉。
男は無視され、いそいそと温泉の隅に身を寄せる。
女集が真ん中を陣取ってるから。
男共は二人で楽しく、男だけの時間を楽しんでいたというのに。

「おやおや、可哀想に、男共が隅で震えている」

ホホホと悪魔的に笑う朱楽ちゃん。

「あら?ほんとー!
すごい可愛い子がいるわ!私の胸に飛び込んでおいで。
楽しませてあ・げ・る」

どうやら、繻子くんがお気に召したらしい零子さん。

「四月一日、こちらにきなさい、別にタオルあるんですから大丈夫ですよ。」

椿くんの心内を知らない林檎ちゃん。

「さてん、さてん、綺麗な胸板、」

弟の裸にうっとりしてる絹姉。

「「ひ、ひぃ!」」

このままここにいたら喰われる、と悟った男共は脱兎の早さで逃げていったとさ。


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