会話文のみです。
「林檎先輩。」
「どうしました。四月一日」
「訓練兵になるにあたってなんかすげぇ目的とか聞かれて、ボロッカスいわれるじゃないですか、」
「あぁ、通過儀礼ですね」
「あれでサシャが芋食いながら…ってお話ご存じですか?」
「ええ。訓練兵に射撃を教えているときに教官から聞きました」
「あれ、芋よりもっと面白いの考えたんですけど聞いて貰っていいですか?」
「どうぞ。」
「じゃぁ先輩、教官役お願いします」
「…いいでしょう。
貴様は何だ。何故ここに来た!」
「はっ!調査兵団にはいるためです!」
「貴様は何故調査兵団に入る、」
「リヴァイ兵長の後頭部をスリスリするためです!」
「…なぜリヴァイ兵長の後頭部をスリスリしたいのだ?」
「程良い身長と見事なツーブロックヘアーに魅力を感じているからです!
あの低身長ならば私でも腕が疲れることなくスリスリできるからであります!」
「…ふふふ。これ是非本人の前でヤりたいですね、」
「次、エルヴィンバージョン行きます!」
「貴様は何だ!何故ここに来た!」
「調査兵団に入る為です!」
「何故調査兵団に入る!」
「エルヴィン団長の演説中に膝かっくんしたいからです!」
「何故膝かっくんしたいのだ?」
「いつも澄ました顔がイラっとするからです!
ついでに厚化粧を施し、オカマキャラで壁外調査に行けば巨人が逃げ出すと思います!
リヴァイ兵長にも可能な人類の勝利への第一歩であります!」
「確かに時折イラっとします。
月夜少将を知っているモノならではの意見ですね。」
「次!ハンジバージョン行きます!」
「貴様は何だ!何故ここに来た!」
「調査兵団に入る為です!」
「何故調査兵団に入る!」
「ハンジ分隊長の小ぶりな尻をなめ回し、性別を確認したいからです!」
「…何故だ?」
「ハンジ分隊長の性別は世界七不思議にも匹敵するミステリーだからです!謎を解明したいという人間の本質的欲望を解き放ちたいのです!
あと尻の形がいいので是非舐めて差し上げたいです!
男の場合前立腺のみでイかせて差し上げたく思っております!」
「無茶苦茶ですね。」
「まだありますよ。」
「ほぅ。」
「ミケの場合は逆に奴の尻の匂いを真顔で嗅いで鼻で笑ったらどんな顔をするのかとか。
ミカサに化粧してみたいとか。
人間エレンにエロ本見せたら前屈みで逃げていきますけど巨人化したエレンにエロ本見せたらどうなるのかとか。
先輩が女装したまま男どもに迫ったらどうなるのかとか。」
「最後にいくにつれて果てしなくどうでもいいですね。」
「やってみいっすね。」
「やってみたくないですね。
けれどやったときの教官の顔はみてみたいです。」
余談ではあるが、この会話を陰から聞いていたリヴァイは恐怖を覚え、すべて見なかったことにした。