ーロミオとジュリエットー



Alptraum/悪夢

愛のあるさようならはいらない
寂しい夜だってあなたのぬくもりは触れられないまま
ふたりは砂糖のかたまりでできている
きみを愛してる、その言葉だけでじゅうぶんだ
しあわせになれる魔法
どこにゆけばふたりきりになれるのでしょう
死んでからもずっと一緒だよ
あなたの存在を汚してしまった
この恋が滅んであなたの存在もなくなってしまった
やわらかな腕に包まれる幸せを知らないまま

名前もない野獣に食される
ゆるやかに崩壊
いつか忘れていくのに想いは綺麗すぎた
schmutzig Liebe/汚れた恋
あなたが溢れた夜
真っ黒な未来を唄ったバラード
あなたに食べられる準備はとっくにできてる
歪んだ告白で満たされたかった
その白い息でわたしを殺して
どうしてわたしたちは愛し合ってしまったのでしょう

おおきなお口で呑み込んで
泣いたって叫んだって戻ってはこないのに
まだ愛が少なかったとき
ああ、神様なんてただのおとぎ話だ
運命まであと3時間
選べない生死の役立たず
生まれ変わったらお星さまになれますように
爪の先まであなたを愛していたい
瞬きの間に喪った愛
行方を知ってしまったら後戻りはできない
呼吸すら聴こえなくなってしまった

きみはいなくなってしまったのにどうして地球は廻っているのだろう

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