黒猫と革紐。 | ナノ




◎つめ〜あわせ〜


ついったサルベージ
最近ほのぼのレイギルにも目覚めました



◎突然のレイギル布教
▼黒執事てきなぱろ

レイムさん「アフターヌーンティーのおやつは如何しますか?アッサムティーの最上級品が手に入りましたのでシンプルにフィナンシェなど合わせようかと思うのですがギルバート様の好みですと…」ぺらぺらぺら

ギルバート君「あ…お任せします……ハイ……」


▼御身がだいじ

ギルバート君「はあ…ちょっと疲れちゃったな…」

レイムさん「ギルバート様!?お体は大事ありませんか!?」しゅばっ

ギルバート君「レイムさん!?だ、大丈夫です!」

レイムさん「いえしかし万が一がありますから!疲労は万病の元ですしここは一度検査入院を」
ギルバート君「大丈夫ですっ!」


▼死神登場

ブレイクさん「ふふ…し・に・が・み・デス!」

レイムさん「ギルバート様、見てはいけません。御目が汚れます。十秒で帰らせますので」
ギルバート君「あ、ハイ」
ブレイクさん「酷い」

レイムさん「あ、もしもし死神管理課ですか?お宅の害獣が規約違反してるんですけどどうなっているんです?」


ブレイクさん「ちょっとあの人酷くないですか?」

ギルバート君「レイムさんは真面目な人ですよ」

ブレイクさん「というか君こっち見てくださいヨ」
ギルバート君「レイムさんが見ちゃダメって言ってたのでいやです」

シャロン様「ふう。害獣を引き取りに参りました」
ブレイクさん「やばっ」


バキッペシペシペシッ!!


シャロン様「どうも大変ご迷惑をお掛けしました。今後同じ事が無いようにしっかりこちらで躾けますので。あ、これは私の名刺です」

レイムさん「これはどうもご丁寧にありがとうございます」

ギルバート君「良かったら今度屋敷に遊びに来てくださいね」
シャロン様「ふふ、機会があればぜひとも」


▼あまえんぼう

レイムさん「さて、では屋敷に戻りましょう。あまり長居するとお風邪を召します」

ギルバート君「……」

レイムさん「ギルバート様?」

ギルバート君「…歩くの疲れちゃいました」ひしっ

レイムさん「おや、仕方ないですね。今日だけですよ?」

ギルバート君「えへへ…」


▼たまにはみたい

レイムさん「…ダメです」

ギルバート君「……」
レイムさん「ダメなものはダメなんです。めっ!」
ギルバート君「……」ダッシュ

レイムさん「あっギルバート様!? 眼鏡取らないでください!!業務に響くからダメだと言ったでしょう!?」

ギルバート君「一回くらい眼鏡取ったとこ見たいんですー!」



◎シュガーマドラー/ブレギル
のっとねた


どちらが悪いとも言えない、実にやりにくい喧嘩をした時。
日中はひたすら眼を合わせないよう過ごす癖に、夜にはそっと部屋に入ってくる気配。己が本気で顔を見たくないと思ってしまえば道が閉ざされてしまうと分かっているから、相手の少しの譲歩。それを無視する程、こちらも子供ではない。
濃い目の紅茶を入れて、シュガーマドラーを一つ。その砂糖が溶けきるまでをタイムリミットに、そっぽを向いたままソファにかけた相手の隣りに座ってぽつぽつと自分の思いを伝える。
どうしても譲れない部分と、反省するべきだと思った箇所。
砂糖が全て溶けた頃には、つまらない蟠りは大抵消えている。

たまには砂糖が溶けてもまとまらない時があるけれど、そんな時は相手が眼を合わせないまま紅茶をさらってしまう。
溶けきれない思いごと琥珀色の液体を飲み干して、それで終わりだと言わんばかりに。結局、最後にはどちらからともなく謝って、食事を用意して、それでささやかな諍いは終わり。

結局今日の胸の曇りも砂糖が溶けきる頃には晴れていて、残りの時間はただひたすら無言で肩を寄せ合うだけだった。
けして不快ではない、静かな時間。
――こんな時間を過ごせるのなら、たまには喧嘩も悪くない。



◎あなたがほしい
のっとねた会話

「ねえ」
「何だ」

「君はいくら出したら私と寝てくれるんだい?」

「はぁ?…いきなり何なんだ」

「おいくら?」

「……、んー」

「決まりました?」

「…680円、かな」
「…っは?」

「680円で結構旨いラーメン食べさせてくれる屋台があるんだ。奢ってくれ」

「ラーメン…?」

「その後考えてやるよ」

「はあ…」

「こんな所で…ギルバート君、もっとマシなレストラン位いくらでもあるだろうに」

「黙って食え。伸びるだろ」

「はあ…」

「…ん、旨い」

「まあ、値段の割にはいけますね」

「ふー。やっぱここの醤油は安定だな」

「…で、考えてくれました?」

「ああ、アレ。本気だったのか」
「本気だよ。この上なく」

「んー…正直、今はおまえに対してそういう気持ちにはならない」

「はあ」

「…でもまあ、今決めつけるのもどうかと思うし」

「……、」

「たまに今日みたいに飯食いに行こう。知り合いからって奴だ」

「…面倒だなァ」

「別に全部奢れと言ってるわけじゃないぞ?」

「そっちじゃありませんよ。別に全部奢ったって構わないヨ?君が今抱かせてくれるなら」

「そういうのは生理的に無理なんだよ。というか犯罪じゃないか」

「気になるなら物で贈ってもいいですが?」

「おまえの事をよく知らないのに体だけ先にっていうのが気に食わない」

「今時潔白主張だなあ」

「仕方ないだろ。オレは金で体を売る気にはならないし、そういう付き合いはゴメンだ」

「恋人になるしかないと?」

「そういう事。おまえがオレに飽きたらそれでよし。オレの気持ちが変わればそれでもよし」

「フェアじゃない気がするなあ」

「自信がないなら今日の事は全部忘れるが?」

「まさか。面倒ですが乗りますヨ」



◎ちびねた(三番目からコピペねた)

▼ワンピ

キッド「…愛してる」
ロー「Ich libe dich」
キッド「だから愛してるって」
ロー「Te amo」
キッド「愛してる!」
ロー「月が綺麗ですね?」
キッド「言葉の意味を聞いてるんじゃねェんだよ!!」
ロー「えっ?あ、ああ悪りぃな」



ギルバート「なあブレイク。きょ↓ねん?」
ブレイク「きょ↑ねんでは?」
ギルバート「ティーバック?」
ブレイク「ティーバッグ」
ギルバート「なるほど…」

▲つい広辞苑代わりにしてしまうギルバート君


▼私は小枝がすきです

ギルバート「きのこ」
ブレイク「たけのこ」
ギルバート「……、」
ブレイク「……、」
ギルバート「アルフォート」ぼそっ
ブレイク「コアラのマーチ」ぼそっ
ギルバート「…戦争にならずに済みそうだな」
ブレイク「ええ、嬉しい限り」


▼そんな時はあわせ技

ギルバート「ペットボトルのキャップを集めるとワクチンになるらしいから捨てずに集めてるんだ」
ブレイク「それ千円とか募金した方が早くないですか」
ギルバート「……、」
ブレイク「……、」


▼とりあえず禁止!

ブレイク「はぁ〜。とりあえず生ふたつ」
ギルバート「あっオレはウーロン茶で」

〜運ばれてくる生二つとウーロン茶〜

ギルバート「おまえそれ一気に飲むのか。すごいな」
ブレイク「」


▼たぶん私も怒ります

ギルバート「テイガーでいく」
ブレイク「なら私はニューで」
ギルバート「……!?ふざけるな!」
ブレイク「えっ」
レイム「今のはおまえが悪いザークシーズ」



◎某バナー広告をみて


ギルバート君「興奮すると動物になる?まさか」

レイムさん「…その、まさかで…」

ギルバート君「レイム、いくらこの世界にアヴィスやチェインが存在してるからってそんなこと…」

ブレイクさん「ほーれ」ぴらっ

ギルバート君「うわっ!?何するんだブレっ…」

レイムさん「ッ!」ぼんっ


レイムさん「……」モフモフ

ブレイクさん「…うわぁ」

ギルバート君「ほ、本当だったのか!?…ふわふわしてるな…」

ブレイクさん「その前に裸に興奮された事実を認めましょうヨギルバート君。たかが胸ごときでこのザマですよこのヒト」

ギルバート君「あっ……」

レイムさん「〜っ!!」わたわた


ブレイクさん「さてどうしましょうかコレ。元がレイムさんなだけあって煮込んでも美味しくなさそうですケド」ひょい

レイムさん「!?」

ギルバート君「待てブレイク!小動物を虐待するな!怯えてるだろ!」

ブレイクさん「…既に忘れているようですが本体はレイムさんですヨ?」

ギルバート君「あっ」


ギルバート君「そ、それでも虐待は良くない!」

ブレイクさん「はぁ。でもよーく考えてみなさい。君にそうして抱かれているその小動物は眼鏡で男の胸ごときで興奮するムッツリで更に眼鏡なんですヨ?」

ギルバート君「おまえはレイムの眼鏡に一体何の怨みがあるんだ」


レイムさん「ようやく戻った…」

ブレイクさん「とりあえず西に向かって土下座でもしたらどうですレイムさん」

レイムさん「不可抗力だから仕方ないだろう!大体おまえが余計な事をしなければ…!」

ブレイクさん「ほーら」ずりっ

ギルバート君「ぎゃあああっ!?」

レイムさん「ッ!!」ぼふっ


レイムさん「……、」モフモフ

ブレイクさん「ほーらほらムッツ……痛っ!」

ギルバート君「人のズボンを下げるな!!しっ、下着まで下げやがって…!!」

ブレイクさん「君の粗末なモノくらい見られたって何とも…イタタタもげるもげる」

ギルバート君「おまえこそ西に向かって土下座しろ!」



◎パンドラ学園ねた


ブレイク「この大学にはパンツスポットと呼ばれる聖域がありまして。食堂のガラス壁側の階段、ラウンジ横の階段、食堂中二階への階段がそれなんデスヨ」

ギルバート「それ前に誰かがシェリー教授のパンツ覗いてバレた場所じゃないか?」

ブレイク「あの時は青かった…」

ギルバート「おまえの実体験か」


ブレイク『ほう、パンツスポットねぇ…』ちら

シェリー『……、』

ブレイク『あ』

シェリー『……君…うちの学科のザークシーズ君よね?』


ブレイク「という事でその年のシェリー教授の単位は総落ちしました」
ギルバート「おまえが長々と大学にいる理由がわかった気がする」



ルーファス「……パンツスポットか」

レイム「!?」

レイム「おまえが余計なことを吹き込んだせいでシェリル教授が車椅子だとご理解頂くまでに三十分かかったじゃないか!!」

ブレイク「その前に実行に移そうとするおたくの教授に驚きデスヨ」



…友人から我が大学のパンツスポットを聞いて以来眼を光らせています



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