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勇→クリ


「月が綺麗だな」
「え、(漱石が)好きだったんですか?」
「(お前が)好きだったよ、ずっと前からな」
「全然気づきませんでした…」
「お前さえよければ付き合ってほしいんだけど」
「(漱石は殆ど読んだこと無いんですけど)私でいいんですか?」
「お前がいいんだよ」
「色々至らないところもあると思いますけど…」
「俺がリードするから」
「(何でいきなり英語なんだろう…)」

石が坂を転がるように勘違いが加速する勇クリ




4主とクリフト


「おい、」
「どうかなさいましたか勇者さん」
「それ、何とかならねえの」
「どれです?」
「呼び方」
「何か問題でも?」
「俺の名前は『勇者』じゃねえっつの」
「知ってますけど」
「…これからお前のこと『神官』って呼ぶぞ」
「構いませんけど」
「………」
「何で泣くんですか」


他人行儀な神官萌え



4主とクリフト


「……なあ、」
「はい?」
「何これ」
「オムライスという夢の残骸です」
「卵の要素を微塵も感じないんだが」
「だから残骸だって言ってんでしょうが」
「…もしかしてお前、料理できねえの?」
「料理が得意だなんて言った覚え、これっぽっちもないんですが」


料理が出来ない神官も可愛いと思う



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