Clap



※ちょっともうそろそろネタが古いけど中の人ネタです。


世間でアナと雪の○王の曲がよくカラオケで歌われている時期の事。
柳生君と私こと金代泉李は仁王君に誘われてカラオケにやってきましたよ!!
なぜこのメンツ、と思いつつ国光君呼べば良かったかなーいやでも今日部活で集まりがあるって言ってたしなーとか考えてたら柳生君と仁王君が飲み物を持って戻ってきた、あ、ありがとう私の分も。
相棒助かる。
仁王君からオレンジジュースを受け取って飲みながら何歌う誰から歌うよみたいなノリで柳生君に絡むとお先にどうぞなんて言われてしまった。
おうふ、柳生君…もっとノリノリになろうやぁ…。(ス○ベしようやのノリで)
そんな訳でなうです、なう。
仁王君がノリノリでマラカスを鳴らすので私は対抗してタンバリン鳴らしてやろうぜ!とどぅるるやっふぅい!とタンバリンをリズミカルに叩くと今度は仁王君がマラカスをジャグリングの様に振りながら投げた。
…ま、負けた…だと…?
「次柳生君の番だよね?何入れたんです?」
「ええ、最近仁王君から勧められて聞いていた曲があるのでそれを歌おうかと思いまして。仁王君、良かったら一緒に歌いませんか?デュエットなので」
「いいぜよ、俺女パートやるきに」
お、意外とノリノリだ仁王君。
マラカスを置いたと思うと何やらマイクを持ってあーあー、と声を出している。
うーん、にしても仁王君が勧めた曲、かあ…。
何だろう、やっぱボカロかな?布教したのかな?
でもあの仁王君が何か企まずにそんな事やるわけがなーーー。

『と○ら開けて』

「ファッ!?」
変な声が出た。
というか待って、仁王君待ってまさか柳生君にハン○王子のパートを…!?
「どっこにーも居場所のない君へ」
やばい始まったというかビブラートやばいそして真顔で歌う柳生君のせいで何故か腹筋がやばい笑いそうどうするのこれどうすればいいのライフカードくださいいやまてまだワンチャンあるってきっとまだあるあきらめんなよあきらめんなおれ。
「ふたりだーかーらーあーあー」
もうだめやめてふたりしてとつぜんはもらないでそういうきょくなのしってるけどやめておなかいたいへるぷくにみつくん。
うまいだけにつらいまてなんかいまとつぜん柳生君がハン○王子に見えてきたやばいおちつけハン○王子は眼鏡掛けてないそうだほら落ち着いてみればやっぱりハン○王子だ…。
曲が終わった頃、私は笑いを堪えていたせいで机に突っ伏していたもうやだこの二人…。
仁王君は確信犯だろうけど柳生君が天然なのがヤバイ。
とりあえず緊急速報(メール)で二人とカラオケに行くときは注意するように回しておくことにした。
けど結局、私のような被害者が何人か出たので柳生君に『と○ら開けて』禁止令が出た。


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