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今宵語るは世にも不思議な愛の悲劇

沈まぬ微睡みにアナタの温もりがただ欲しい

星を巡る夢路の旅にて

舟唄、愛詩、哀しき定めの子守歌

まばたきも許さぬ吐息で繋げ、紡げ

満足な隙間に溶ける

I wish I could be with you tonight

憧憬の果てはなぜいつも黄昏の中に在るのだろう

たやすく詮無いと嘆いてくれるな、どこへでもゆけるのだから

すべての幸いをかけて天上におわしますアナタへと誓います

脆い虚勢ならば飲み込んで許せるとうそぶいて地平を臨んだ

優しきは罪、妖しきは罰、愛しきはそなたのまぶたに

宝石も黄金も寵愛も受け取って欲張って、未だ欲するはあのまあるいお月様だけ

逢瀬の河辺は別れの浅瀬、朝の背中に涙川

長夜を越える誇らしげな夢は我と共に、ただそばにずっといたから





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