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≒ネタバレ
※読後の補足として読んで頂ければ。




豊臣秀吉成代主、女。
名前も豊臣秀吉。幼少期は女名だったが、元服時から秀吉を名乗る。
慶次と半兵衛が竹馬の友で、そこそこヤンチャをして育った女の子だったが、裳着を前にして思うところがあり、男名を名乗ることを決意した。普通の女の子として生きていくのを辞めて何故だか急に戦いに身を置くようになった彼女に慶次は反発し、彼女も未だ叶うとも分からない未知すぎる志を言葉を尽くして語ろうとはしなかった為に、絶縁のような形になってしまった。半兵衛はその時から彼女が何故強くなろうとしたか言わずとも理解していて、ついて来てくれた。
半兵衛の病気の事は本人は隠していたが気が付いていて、常に気にしている。彼女が薬師や医家に力を入れているのはこの為で、半兵衛はいろんな薬を試して合うものを探しつつ、身体にも出来るだけ無理はさせないようにしているのでまだそこまで深刻な状態ではない。けれど彼本人は不治の病だからと完治することを半ば諦めており、治療には非積極的。休んでいる暇があるなら秀吉の為に時間を使いたいと言って憚らず、彼女もその意を無碍にできないので療養もままならないのが現状だったりする。
三成と吉継は秀吉が跡目をと考えて寺から拾ってきた子飼い。息子的な立ち位置だけど二人とも変な方向にひん曲がっているのがたまに瑕。彼女は身内には甘々のげろ甘なので、二人は一番愛を注がれて育っている。彼女が医療に力を入れているおかげで吉継の身体も酷いことにはなってないが、他人には見せたくないという彼の意思は尊重している(足は寺時代に既にやられていた)。左近はまだ、でもそのうち三成が拾ってくる。官兵衛は秀吉大好きなので彼女には従順、けれどそれが気に入らない半兵衛と三成に手酷くやられているのでやっぱり捻くれている。半兵衛が色々と手を回すので秀吉には全然会えてない(かれこれ…と数えるのをやめるレベル)。
自分勝手に好きな事をやっていると宣言し、民の平和の為に戦を終わらせる積もりでいる。その“自分勝手”が民の為になっちゃう的な。“私の身内”と公言するものに対しては本当に誠実であろうとし、出来うる限りの手を尽くす。彼女が“私の”という枕詞をよく使うのはそのものに対して責任を果たすつもりがあることの現れ。それを信玄や謙信はとても買っていて、彼女の治政に一目置いている。ものすごい剛腕で慶次のモノより大きな大剣を操る光の婆娑羅者。海は割らないけど多分割れる。ガチで強い。“身内”という括りに入れたものをこよなく大切に扱い、それとは裏腹にその括りの外のものに対しては手酷い仕打ちも辞さない。国を大切にする領主が好きで氏政によく懐いている(じーちゃん呼び)。余談だが、身内になると名前呼びに昇格する(佐助だけ揶揄うのが面白いのでたまに苗字で呼ぶ)。

氏政>島津、信玄>謙信、義元>信長>官兵衛、忠勝>久秀>利家、まつ、秀吉、半兵衛、濃>小十郎>光秀>長政、元就、元親、孫市、慶次、佐助、小太郎、かすが>市>左近、政宗、幸村、三成>家康>鶴>蘭丸>いつき
という年齢イメージ。多分33歳くらい。でも年齢より若い、かなり若い。小十郎がうっかり年下だと間違うレベル。

ちなみに半兵衛は親友というか同士というか半身というか色々と飛び越えてる間柄。恋とかじゃないけど愛しているかと問われれば否定はしない。半兵衛は私のもので、言ったことは無いけれど私は半兵衛のものであると思っている。半兵衛はそれを知らないのでよく嫉妬とかしてやきもきしている。そんな半兵衛を甘やかすのが好き。



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