さぁ、いい返事のみを 「安心してください、邪魔者は消しましたから」 なんて物騒なことをほざく似非英国紳士。ニコニコ笑うその腹の内は真っ黒けっけ… 「それにしてもラビを殴らなくても…」 「ラビの方が好きですか?」 「は?」 一方的なアレンの告白場面に出くわし理不尽にも殴られ意識を失ったラビを労るのは当然のことであって、ラビもアレンも大切な仲間だどっちかなんて選べない。 「……冗談ですよ」 「……」 「で、早くなまえ返事して下さい」 「……」 そんな凝視されると声すら出ないよ。息が出来ないほどの威圧感。でも、今は戦争中。恋に現を抜かしてるときでは、ない! 「アレン、ごめん」 「ピキッ)イエスにしか聞こえませんね」 「おーい!アレン耳聞こえてる?」 「……僕を振るつもりですか?」 あー… 死亡フラグ。理不尽じゃないかな?コレ! 「なまえ!!」 「あ、はい!!」 いきなり手をとり握りしめられた私の両手。しっかり握りしめられ指一本も動きはしない。 「僕はなまえを愛してます。紳士です。…ギャンブルもつよいです」 「…うん」 ギャンブル関係あるのか?無いよね?てか、自慢にならないからね?? 「ラビや…当たり前ですが、神田たちなんかよりずっといい男ですよ?僕は、」 "さぁ…いい返事だけをどうぞ?" (20110219) |