今も昔も変わらない




目を覚ましたら…目の前に木の葉の暗部が二人いました。今の自分の状況に頭がついていけず鹿の面をした男の質問を無視してしまった。だってさ、漫画の世界に来ちゃったんだもん。多分、ここはNARUTOの世界……だよね?



「早く言え!……殺すぞ」



吃驚した、初めて殺すなんてガチで言われちゃあ…ね?てか、NARUTOの世界に来れて嬉しいけど初っぱなから命の危険って、どうよ?



「えっと、なんでだろ…?」



あはは、と笑ってみるが…うん。私かなり空気読めてない。



「死ぬか?」

「落ち着け!めんどくせーこと増やすな!!」



狐の面をした男がクナイを私に投げようとし、その腕を鹿の面をした男が止めた。……鹿?狐?“めんどくせー”?



「……シカマル?……!!」



言った後慌てて口を押さえたけど遅かった。更に殺気を放つ二人に私は息さえ出来なくなる。



「…っ」

「テメー、本当に何者だ?」



私もうこの殺気で死にます。てか、死ぬ!いっそのこと殺して!
死線を幾つも越えた二人の殺気はただの女の私には無理!!!


(20101214)
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