地に染みをつくる滴




木の葉病院の個室に昨夜連れてきた女を監視する俺と弧空。弧空のことだからあの場でこの女を殺してしまうかと思ったが……



「ん、あれ…ここ……?」



何も知らない女が目を覚ました。女からは相変わらずチャクラを感じない。得体のしれない女にはわりぃがベッドの周りには厳重な結界を張らしてもらった。…逃げないように。



「…やっと目が覚めたか。さっそくでわりーがお前は何者だ?何であんな場所で寝ていた?」



きょろきょろと辺りを見渡す女は目を見開き俺と弧空を凝視する。



「あん、ぶ……このは…?」



この動揺は明らかに木の葉の人間じゃないことを示す。



「早く言え!……殺すぞ」



弧空が痺れを切らし女に威嚇する。やれやれ、めんどくせーことになりそうだぜ。早く火影様が来るのを祈るしか俺には出来そうにねぇな、


(20101211)
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