素直にxxx




私と銀ちゃんは、教師と生徒という関係。そして、恋人。もちろん、学校じゃあ銀ちゃんとお話できない。
いつもね、友達と銀ちゃんがお話してるときや、友達が銀ちゃんに質問してるとき…私はすっごく不安になる。でも、そういうことを承知で付き合っているのも事実。現に付き合う前に銀ちゃんに言われたもん「卒業までは寂しいぞ?」って………最近ようやくそれを理解した。



「ねー銀ちゃん」

「ん?」



ここは銀ちゃんの住んでいるアパート(泊まりじゃないよ?遊びに来ただけ)久しぶり来た銀ちゃんの部屋は当たり前だけど銀ちゃんの匂いがして幸せになる。銀ちゃんといえば、私たちの宿題プリントの採点のために眼鏡をかけて真剣モード。



「…………眼鏡って、キスするのに邪魔なのかな?」

「っ!」

「!………///」



真剣だった銀ちゃんがペンを置き私に向き直る。あ、ちょっと目が赤い…



「キス、したいの?」

「もしかして、声に出てた…?」

「おもいっきりな、」

「……したいよ、銀ちゃんと…キス」

「なんだよ。今日は素直じゃねーか!」

「素直でしょ?……で、キスしてくれる?」



刹那、眼鏡の奥で銀ちゃんの目が光る。いつも死んだ目なのに……チクショーかっこいいよ……


(眼鏡は、銀ちゃんの目が見えないから外して)
(りょーかいvV)


(20110123)
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