眼下に広がるデイバンの夜景。数多の光を眺めながら……





ディナーは最上階で






「ぅん…っ…ぁ」
皺だらけになったシーツを掴んでいる手が震えている。これ以上ない程広げられた足の間、ぐちゃぐちゃに暴かれた秘所がジャンのペニスを飲み込んでいた。
どのくらいそうしているのか、大量の白濁がベルナルドの腹を汚している。

「…ん…はぁ」
ゆっくり、中を味わうような動きに息が上がる。
部屋に着いてからずっと、ベルナルドは組み伏せられ足を広げられたままだった。ワセリンを塗った指に解されペニスに貫かれて声を上げる。
他の場所には一切触れられないまま、何度も達しては吐き出してを繰り返す。

「ダーリン」
「…?」

大きなストロークで内壁をまんべんなく擦りながらジャンが笑う。ニヤリと上がる口角にゾクっとする色があった。

「美味いぜ?」
「っ!…うあ…くっ」
2、3度強く腰を押し付けた衝撃にベルナルドの背が反らされる。拍子に中に注がれた白濁がこぽり、こぽり、溢れてシーツに染みを作っていく。

「ぐちゃぐちゃだな」
中も、外も。

「ジャン…っう…ぁ…」

耳に寄せた唇にも攻められて、近付く絶頂に飲み込まれていく。
快楽に喰い尽くされる瞬間にまで後少し…

部屋中に響く水音と身体と身体が触れる音。
甘ったるい声。
ぐらぐら揺れる視界に酔う。


目の前の金が近付いて、





甘い甘い、ドルチェはいかが?

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