床の上、仰向けに転がるベルナルド。散々弄ってガチガチになったぺニスを横目に腰に跨がった。
「ジャン」
待ちきれない、と伸ばされる手を床に押さえつけて動くなと一言。

眼鏡の奥で潤んだ目を見ながらネクタイを緩め放る。ごくりと喉が鳴るのは見逃さず、次はジャケット、シャツのボタンと時間をかけて脱いでいく。
俺の動く度に追ってくる視線にゾクゾクした。
「っ!…んぅ…んっ」
「まだ出すなよ?」
後ろ手に触ったぺニスは先走りで濡れている。
「ジャン…くっ…あぁ…」
気持ち良くて歪む顔が見たくて仕方ない。
「まだだ」
「はぁ…っあぁ…ん!」
聞こえるように音をたてて扱いてやる。床の上で悶える姿で俺のぺニスも既にガチガチだった。
「ぅ…もぅ…んん!…っ?」
ぶちまける寸前で手を離して立ち上がった。思い出したようにベルトに手をかけると、涙を浮かべたベルナルドが俺を見上げる。
「まだって言ったろ?」
「ぅぅ…ジャン…頼む」

イカせてくれって懇願。

さいっこーに興奮する。

「良いぜ」

脱ぐのを止めて足を、新調した革靴の爪先を…
「ひっ…な、何を…ぅああ」

根本をグリグリ刺激して射精を促してやる。
「ぅぅ!…んくっ…はぁ」
頭を振って身悶えるのも構わずグリグリグリグリ
「あぅ…くっ、んんぅ…うっ!!」

飛び散る白濁。同時に全身を突き抜けた痺れるような快感。







まだ荒い息のベルナルドを抱き起こして乱れた髪を整える。
どちらからともなく唇が触れ合った。何度も、飽きることなく…

繰り返し生まれる衝動







惑い惑わし惑わされ

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