「ちゅかしゃ がえろいちゅーするから」
涙目で
片手で自身を抑えながら
言ってきやがった
卑猥すぎんだろ
「なに、キスだけだイったの?」
「いわないれ」
じっと、睨んできた
もはや、怖くない
ゆしろ、その逆。
「あー、くそ。なんなんだよ」
酒が入ったとしても
キスだけでイケるって
そっちの素質あるから
「も、やら」
「その割には俺の太腿に擦り付けてんじゃねぇか」
「 これは、ちがあう」
どんどん、擦り付けるリズムが早まる
「おい…!」
なんで、こんなにえろいんだよ
人の太腿でオナるな、
「ちゅかしゃ、さわって」
悪魔、
これは拷問か。
言われたとおり、
臨のを触る。
もう、臨の出した体液とかで
どろどろ、
「そこ、きもち」
声、表情、体、匂い、
お前の全てに欲情する
このむらむらどうしようもねぇな
どれだけ、俺がお前を溺愛してるか
知った方がいい
臨が隣から居なくなった5年間
俺は荒れた、
改めて自分には臨が必要なんだと実感させられる
「あ………?」
「……そばにいろよ」