憂鬱めりーごーらんど | ナノ




SIDE▼碧野 司


「まら、のむ」

「…もう、やめとけ」


俺は臨から缶を奪い取った
さすがにヤバイだろ。

「やら」

そういって
俺に近づいてきた


「おい………」

「 もっと」

そうして、缶を奪い返そうと
ソファー座っている俺に抱きついてきやがった。


酒と臨の匂いが混ざった匂いが漂う


「ちゅかしゃ」


なんか、やべえ


「んん ちゅかしゃ」

「おい、ちょっ」


なにをするかと思えば
頬にほっぺをスリスリしてきた。

くっそ。
自分の欲を抑える


「ねぇねぇ」

「ん、」

「ちゅーしたい」

は。

こいつ臨?

「も きいて…!」

のぞみ?

「んーもういいし じぶんでする」


なんと、臨は自ら唇を寄せてきた


「んっ」

臨から声が漏れる
最初はただ唇をぶつける行為だったのだか
段々、度を越してくる


まぁ、いい。
この儘、流されるのも悪くない


「んは… あん」

……………やべ

「ん くち、あけて」


可愛らしく精一杯、
キスしてくる臨は、半端無くえろい

しかも上目遣い、
これは計算してんのか


「…ちげぇだろ。俺がキス教えてやるよ」
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