首を舐められて何分たっただろう
「はぁ も、 むり」
首は本当にだめ
もぞもぞする
俺は息が荒いのに司は、そんな様子一つも見せない
なんだ、この差。
「はぁ、あーわりぃ けど湧いたわ」
「……え、今ので ?」
こんなやつを押し倒したぐらいじゃ湧くもんもわかねぇだろ
自分でも、俺はさすがに萌えれない。美形×平凡好きだけど自分だときめえ。絵になんねえ
「お前、声と顔えろすぎ」
「は?」
何言ってるんすか、司さん
「いやまじで」
「んなわけ、あるかよ」
ないないないない。
ありえないだろ
「おい」
「…… なんだよ」
司が床に寝っ転がってる俺を胡座をかきながら見下ろした
「勃たせてんじゃねぇよ」