憂鬱めりーごーらんど | ナノ




只今、リビングでテレビ見てる  

あれから風呂に入ることになったんだけど
やっぱり、先は司じゃないとダメだろ
この家の持ち主だし

と。まぁ俺は、風呂待ちだ



「おい、あがったぞ」

「おう  はぁ?」

「んだよ、うるせぇ」


声を掛けられて振り返ってみると腰にタオル1枚巻いただけの司が髪をタオルでふいていた


ふっきん
腹筋ぱなくね
割れてる………

思わず目がそっちにいっちまう


髪の毛濡れると色気が。大人の色気ってやつか

「……みてんじゃねえよ」

ほら、早く入れと風呂に追いやられた
いいじゃんかな、見るぐらい

ぶつぶついいながら
脱衣所で服を脱いで、風呂場に入った
 

シャンプーが俺の好みだった。以上


頭と体を洗ってから、浴槽に浸かった

「ふぅ、きもち」

あったか

俺の声が風呂場に響く

ぽちゃんっという音が聞こえる
なんかいいわ
 

さっきの、司の腹筋やばかったな。

それに比べて俺の腹は……薄っぺら
俺も鍛えようかな



そろそろ、のぼせそうだから上がろ


脱衣所に行き、体を拭く
自分の家から持ってきた部屋着に着替えて脱衣所をでた。


リビングに行くと、部屋着に着替えていて 
ソファーに座ってテレビを見ているらしい司がいた

脅かしてやろうか

そーっと、司に歩み寄る
目の前に来た時だった


「……………ばれてんだよ」

「…気付いてた」

「分かりやすすぎ」




「なーんだ。つまんね」

驚くところとか見てみたかった
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