2017/12/02 23:41

「んんんママァ!!!」

「あらあらどうしたのマスター?」

どうもご無沙汰しています。マシュ・キリエライトです。
ハロウィンイベ、クリスマス復刻等(メタ発言ではありますが…)頑張った先輩はこの通り幼児退行してしまったのです。
ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィさんのようになったわけではないです。小説のようなびっくり展開で皆さんの度肝を抜く、何てことはなく、ただ、先輩が肉体的にも精神的にも疲労し、精神が幼児化してしまったのです。

重ねてお伝えしますが、本当に幼児化した訳ではなく、なんというか、そういうプレイをしているような…。
デヘデヘとしてマタ・ハリさんに甘えているのです。もし先輩が男性だったら私が全力でハラスメントを訴えて宝具を展開してでも止めていました。まあ、そんなこときっとあるわけがないのですが…。

「ばぶ〜」

「よしよし、可愛いわね、マスター」

無邪気な笑みを浮かべてるわけでもないのにマタハリさんは寛大に受け止めている。
それを近くにいたサーヴァントはゴミを見るような目で見たり、拙者も拙者も〜と同調しているわけなのですが…

別に、別に…私は羨ましい何てことはないのです。ですが私にもっと大人の女性としての魅力があれば…!先輩は私にもあんな風に甘えてくれたのでしょうか!!!

いえ、本当に、違います。
そういうことではないんです。

ただ私は戦闘面ではお役に立てないのであれば、先輩のメンタルケアや環境を整えて差し上げなければならないと、後輩としては思うわけでして…!

「せ、せ先輩!」

「ん〜?なに〜マシュ〜」

「わ、私も先輩のママになります!!」

途端、空間が凍るように静まり返り…、
否、それでも私は折れません…!

決めたのです!先輩の支え、いえ、ママになることを!

「先輩…、私がママでは嫌ですか?このマシュ・キリエライト、精一杯努めてみせます!」

…そんな、バカな…!

後輩系ママ属性…だと…?

こんなことって…!

何てそんな声が聞こえる…。やはり、私では努まらない大役なのでしょうか…。

「あり&ありだわ…」

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