Clap
さんくす!


「雪は嫌いだ」
「また唐突だな」
「真っ白で気持ちわりい」
「綺麗じゃないか」
「しかもさみいしこけるし」
「…こけるのは雪のせいじゃないと思うぞ」
「白いのが一番嫌だ」
「なんでだ?」
「…音がしねえから」
「ひとりぼっちになった気分、か」
「…取り残された気分になる。自業自得、だけどな」
「花宮はひとりなんかじゃないさ。俺がいるよ」
「ふはっ、くっせえセリフだな」
「でも安心するだろ?」
「さあどうだろうな」
「素直じゃないな」
「これが俺だからな」
「そうだな、これが花宮だ」



拍手ありがとうございました!
なにかありましたら↓




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -