ちゃんとした鬼哭の設定を、ある意味でこれは自分用なのですが、載せてみます。
説明的過去編を含みますが、シリアスだし、主要キャラ出ないしでつまらんって感じです。目汚しすいません。では興味ある方はどうぞ。
【鬼の像は幼き子】
・鬼哭について
刀の長さと対比して見た目は5、6歳の女の子(表紙の絵参照)。
ローのことを『主』と呼んで慕っている。
本人は割と喋りたいと思ってるが、物覚えが悪いため、あまり言葉を覚えられず、必要最低限のことしか口にできないために無口になる。だがその分、誰よりもよく人の話を聞く。
頭が乏しい分、戦闘力は大分高い。
割と色々なものに変身できる。お気に入りはローの姿。
その他に悪いの限定ではあるが亡霊が見える。
見かけによらず探求心が強い。ハートの船のように慣れている場所では常にローと一緒だが、新しい場所や興味をそそられるものを見つけると、すぐふらりとどこか行く。
一応どんなに遠い場所にいても、主人であるローの存在を認識できる。だが、ちゃんと帰ってこれるかと言われれば、存在と場所を認識してるだけで、実際に帰ろうとすると大体迷子になる。
鬼哭は昔舌がなく、ちゃんとした言葉が出せなかった。それによって、舌足らずな部分が多い。
これはローに出会う前のとても昔、無理矢理舌を斬られたことによるもの。
後にローと出会い、舌を移植され、それによってようやく滑舌が生まれた鬼哭は、上手くはないが、言葉を話せるようになった。
さらに舌が復活したことによって味覚を感じるようになり、食べなくても生きていける癖にそれ以来食べることが好きになった。
ローとはハートの海賊団が出来る前から一緒だったので、お互いを知り尽くしている。
刀の使命をちゃんと全うし、戦闘時にはとことんローに尽くす。主人のためなら命を捨てる覚悟を持ち、またローに仇なすものは全員敵と見なす。
そのためドフラミンゴはかなり嫌い。
・ローとハートの一味について
ハートの一味は鬼哭が可愛くて仕方がないという状態が常である。
それは島に上陸するたびに鬼哭の好きそうなお菓子や食べ物を、皆自分の小遣いを削って買ってくるほど。
ローはクルーが周りにいる時は普通の態度を取っているつもりだが、鬼哭と2人きりになると意外とデレる(つもりで書いてる)。ちなみに本人にその自覚はまったくない。
結果的にローが1番鬼哭に甘い。
【ここから鬼哭の過去編についての話です。まったくローさんとか出ないからつまらない。くっそ厨二設定。それでも見たい人はどうぞ↓】
・鬼哭が鬼哭になった理由
大昔、裕福ではないがそれなりに幸せに暮らす父と幼い娘がいたが、娘は名のある領主に連れ去られてしまった。
領主が娘を狙ったのは、幼いうちに戦闘技術を叩き込み、刺客として働かせることだった。娘はもちろん嫌がったが、領主は娘の舌を斬り、言葉の有無を出せなくした。
父は娘を取り返そうと金を集める日々を繰り返していた。
そんなある日、父は不思議な実を食べ、ある能力を手に入れた。父はその能力で金を稼ぎ、ついに娘を取り返しに行った。しかし時は遅く、そこには血だらけで倒れる娘の姿があった。
父は嘆き悲しむが、娘にわずかだがまだ息があることを確認すると、惜しむこともせず、娘に自分の命を差し出すように、「不老不死手術」を施した。
目を覚ました娘の目の前には、冷たくなった父の姿があった。
泣き叫び、父の名すら呼べないことに絶望を感じた娘は、本能のまま領主を初めとした人間を、狂ったように斬っていった。
娘は父親の死から何年も何十年も1人、泣き明かした。姿を変えず人を斬って泣き続ける悍ましさに、周りは次第に娘を「鬼哭」と呼び、生きる亡霊として扱った。
自身の本当の名前を忘れるほど世を生き、永遠の命という長すぎる生涯で殺した人々の恨みを背負った「鬼哭」は、いつしかその魂達と同調し、ついには刀そのものの「鬼哭」へと姿を変えてしまった。
・謝罪と補足
…とまあこんなんです。くそ厨二設定でごめんなさい。そうです。パパが見つけて食べたのはオペオペの実です。
パパから不老不死手術を受け永遠の命を得た鬼哭は、その長い間人を殺しすぎ、それによって恨みを持つ魂達に泣かされながら生きた結果、最終的に妖怪に近い存在になって刀そのものに成り果てます。その特殊な理由があってか、鬼哭は位列がありません。という設定。
泣かされつつも最後に学んだのは戦闘技術だから、生き方が分からないまま、ずっと人を殺してきたわけです。訳分かんなくてすいません。
ちなみにローさんは鬼哭パパの生まれ変わりでもあると考えています。お互い気づいてないけど。
だから、鬼哭はローさんと一緒にいるととても安心し、めっちゃ甘える訳です。つってもお前何歳だよってな。刀に年は関係ないんだぜ!ははっ!幼女万歳!
以上ありがとうございました!!!
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