06 さようなら第一の人生、こんにちは第二の人生。 こんなイケメンさんに出会わせくれてありがとう神様! さっきまで大っ嫌いだったけど今は大好きだよ!愛してる! ひゃああああ目の保養目の保養!さっきまで幽霊見てたからさらに格好よく見えるよー! 「…わしの顔に何かついてるか?」 「へ?ついてないですごめんなさいっ」 ちょっと見すぎたようで、慌てて否定すると苦笑いをされた。 ああ、その顔もカッコイイです…! とりあえずさっきまでの状況を説明する。話せば話すほど私がいかに異端の存在かが分かる。 死んでるのか生きてるのか分からないって…人としてどうなの?って感じ ちょっと泣きたくなってきた 「ふむ…なるほど」 というかなんで全部正直に話してしまったんだろ… 完全に頭痛い子って思われたよコレ、せっかくイケメンに出会えたのにな…はぁ 「君は未来から来たんだな」 「はい、一応」 「南部殿に飛ばされて」 「はい」 あの人南部さんって言うんだ… 「わしがそれを受け止めた、と」 「そう、ですね」 「…………」 あああああ絶対DQNだって思ってるよ…沈黙が痛いです… どうしようこのまま笑顔で『では、頑張りたまえ、さらばだ(キラーン)』って言われたら… あああでもそんな顔もきっとかっこいいだろうなぁ 恋は盲目って言うけどイケメンは何やってもカッコイイよ、第三者から見ても…って私この人に恋してる?! あ、やばいなんかドキドキしてきた コレが恋ってやt(ry 「よし!わしのところに来るか?」 「え!?」 |