ちゃん
シノヤ「せっかく友達になれたんだから、いつまでもさん付けじゃ寂しいよね。これからはニックネームで呼んでもいい?」
ペパー「べつに構わねえけどよ、変なのじゃねえよな?」
アサヒ「しーちゃんがそんな嫌がらせするわけないじゃん」
シノヤ「うん、ぼくがポケモンにつけてるのと同じ感じで……そうだね、ペパーさんはペーちゃんかな?」
ペパー「なんか芸人ちゃんみたいだな」
シノヤ「ボタンさんは……ボーちゃんかな」
ボタン「それはまじでやめて」
シノヤ「じゃあ、ボタちゃん?」
ボタン「それも嫌」
シノヤ「ネモさんは……ネーちゃん?」
アサヒ「だめ! しーちゃんのお姉ちゃんはあたしだけ!」
ボタン「ブラコンこわ」
ネモ「わたしはいいけどね」
アサヒ「だめだってば! こうなったら、どっちがしーちゃんの姉に相応しいか決着をつけるしか……!」
ネモ「いいね! 戦ろう! 今すぐ戦ろう!」
ペパー「二人とも落ち着けよ」
シノヤ「あーちゃん、ポケモンバトルはいいけど、喧嘩はだめだよ。そんなことしなくても、ぼくのお姉ちゃんはあーちゃんだけだから」
アサヒ「しーちゃん……!」
ペパー「オレたちはなにを見せられてるんだよ」
結局無難に名前にちゃん付けになりました。