秋津
>麻美様
コメントありがとうございます!
小ネタや『人魚の足』を楽しんでいただけて、とても嬉しいです。
要のあの台詞は仰る通り、蚊帳の外だと感じていた要の強がりであり、傍観者に徹しようとするがゆえのものなんでしょうね。2話で「望みすぎると辛くなる」みたいなことを言っていましたし。
でも、それをちさきに言ってしまうのは、やはり傍観者でいたくない気持ちの現れにも感じられて、そういう矛盾した気持ちを孕んだ台詞なのかもしれないなと思いました。
ちさきと光の関係は、やっぱり姉と弟っぽいですよね。
ちさきに対して光が「姉ちゃんみてえ」と言ったこともありましたし、本人たちの認識としても夫婦よりは姉弟の方が近いのだろうと思います。
あかりと光の関係とちさきと光の関係を比較したことはなかったのですが、言われてみると、ちさきを助ける時の光はいざという時あかりを助ける光と似てますね。光関係以外でも、最初は自分の気持ちを抑えようとしていたり、ちさきがあかりに「憧れます」と言っていたりと、ちさきとあかりを重ねるような描写は多いような気がします。
紡ちさ好きだと、やっぱり紡ちさフィルターが分厚くなってしまいますよね。偏った見方をしている自覚はあるのですが、ちょっとしたことでも紡ちさに繋げて考えるのが楽しくて。
正直、制作側は意図してないだろうなと思うことも多いのですが、自分で書いた作品であっても忘れた頃に読み返すと、「ここはこういう解釈もできるな、書いてる時はそんなこと考えもしなかったけど」と思うことが多いので、それも物語の一つの楽しみ方かなと開き直ってます。
できたらでいいので、麻美様の紡ちさ語りも読んでみたいです。
紡と美海の五年間でのちょっとしたやりとりは、私も見てみたいですね。
本編を見る限り、美海が光への気持ちを話したのはさゆと紡にだけみたいですが、さゆにだから話せたこと、紡にだから話せたことがあったでしょうし、光たちが目覚めなければいいと思ってしまった紡にとっては、泣きもせず変わらずに光を待ち続けている美海の姿は眩しいものだったろうなと思います。