※なんかもう色々おかしいので注意



宿泊を明日に控えた今日。

何故、宿泊一日前なのに学校があるのか物凄く謎だ。

準備とか色々しなければいけないのに…休ませろよ。


「でさ、その時真ちゃんがさー!」


そして、とりあえず高尾君落ち着け。

今日もPGチームと一緒に昼飯を食べている。

いやぁ、PGチームって結構個性豊かな人が多くてさ、まぁ他も個性豊かなんだけどね?

なんて言うか…面白いんだよ、一緒にいると。


「アリス先輩、何考えてるんですか?」

『降旗くんか…』

「ボーっとしすぎだ」

『なんか赤司くんひどくない?』

「ひどくない」

『お父さん!征十郎が反抗期です!!』


適当に俺発信で始まる家族ごっこ的なやつ。

2、3年の人たちは大体これに慣れてきているから、混ざってくれる。

これやるのってマジで暇なときだけなんだけどさ


「なんだって!?」


ほら、伊月が入ってきた。

まぁ、ただ1年がこれについてこれるかわからんが…


『どうしましょう!』

「征十郎…どうしたんだ!学校で何かあったのか?!昨日まで普通だったじゃないか!お母さんと普通に接してたじゃないか!」


なんか力入ってんなぁ…伊月…

ていうか、赤司くん…そんな目で見ないで…そんななにやってんのコイツらみたいな目で見ないで…!


「征十郎、お父さんとお母さんに話されへんねんやったらお兄ちゃんに話してみ?な?」


今回は今吉先輩が兄役か…

で、俺が母、伊月が父、赤司くんが息子だからー…

高尾君と降旗君どうしようか…


「また始まった…ハァ…」


笠松先輩も入ってよ!ため息つかずに!さぁ!

俺がちょっと期待に満ちた目で笠松先輩を見ると笠松先輩はまたため息をついた。

ちょ、やめてよ!先輩までそんな目で見ないでよ!

…こうなったら無理やり巻き込んでやるっ


『幸男!あんたも何か言ってよ!長男でしょ!!』

「なっ!?」

「そうやで、幸男。ちゃんと長男としての役割を果たしや」


結構適当に入れてみたが今吉先輩も乗ってくれた!

…やばいな、子沢山になってきた


「ったく、なんで俺が……」

『お父さん!幸男まで反抗期よ!!』

「幸男!お前まで…なんで…!」

「べ、別に反抗期じゃねぇし!」


アハ、笠松先輩顔真っ赤ー!


「そ、そうだよ。別に反抗期なわけじゃない」

『征十郎…?』

「それに…」


赤司くんは喋りながら立ち上がり、だんだんと俺に近づいてくる。

ん?なんだなんだ?


「母さんとは仲良いはずだよ?」


そう言って首に腕を回してきた。てか、抱きついてきた。


「赤司、何やってんだー?」

『え?』


青峰君が俺の背中に乗ってきた。

前には赤司くん、後には青峰くんと言う一年サンド。

何これ、なんか怖い。


昼飯なぅ


(大輝、今すぐそこをどけ)
(は?嫌だし)
(大輝)
(ちょ、赤司くん?とりあえず落ち着こう?)
(落ち着いている)
(目が怖いから、ね?)
(ふんっ)
(てか、さりげなく後から抱きしめるのやめて?青峰くん)
(あー、わりぃ…手が勝手に)
(手は勝手に動かないから…って赤司くんっ何処触って…!)
(アリス先輩の腹)
(やめろっ!……てか誰か止めろよ!)
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