▼知恵
声が聞きたかっただけだから、電話でも良かったんだけど。
隣にいる彼女の横顔が少し後ろめたそうに見えるのは、僕たちが「そういう関係」でないからだと思う。そんな理由で会うような*恋人のような*関係ではないのに、こうして呼ばれてひょこっと出てくる自分は、存外まだこの子のことが好きなのかもしれない。そしてそんなことを言う彼女も、まだ僕のことを好いているんだと思う。
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僕らが出会ったこの世界をどうか嫌いにならないで
君の罪は糧となるから
夢を見た。
僕の大切な人によく似た女の子が椅子に座って本を読んでいる。
「月日は流れ、少年は年をとりました。ですが羊は年をとりません」
「羊飼いの子供たちは、やがて、大人になるのです。大切にしていた彼女をたった一人、置いて」
「ある晩、とうとう少年は少女のもとから去りました」
「羊は、羊飼いなしでは群れに帰ることができません」
羊が何故羊飼いが好きなのか
それは彼が羊を好きだから
それは一体何たるものにも引き裂くことはできないのだよ
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▼毎朝、通勤電車が同じで、挨拶する様になり、どんどん仲良くなり、連絡交換もして、告白された。
▼電車で拾った携帯を駅員に届けようとしたら着信。相手が取りに来てお礼をされる。
▼同窓会で告白
▼違う学校の友達の好きな人に中学で同じクラスになり好きになる
▼自転車どうしがぶつかって「はやく帰ろうと思ったのに!」ごめんなさいと出てきた女性が可愛い
▼雨にぬれてお風呂
▼オメガバース
▼家がお隣。空き家だったとこに引っ越してきた
▼赤葦の姉の友達
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