第7箱 「まぁ、私の親友だし」
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『ふーん・・・。絵のモデルになったんだ』
お昼の時間、にぎわう教室で昨日の出来事を聞いた。
水着に浮き輪。まさにロリッ子体系
にはぴったりだった。
『まぁ、僕の親友だし。あたりまえか』
「「?」」
おっと声に出てた。
「そういえば今度、部活対抗水中運動会する予定なんだよな」
「『部活対抗水中運動会?』」
「おう、このあいだ完成したバカでけぇ屋上プールがあっただろう。次の日曜にそこでイベント開催して優勝した部が増額予算総取りって段取りだ」
僕、部活やってないから関係ないな。
僕は泣く泣く美化委員に向かった。
「えー、これから美化委員会会議を始めます。来週の日曜日にある部活対抗水中運動会の準備のために美化委員は土曜日に登校します。また、後片付けを体育委員と共同で行います」
正直、美化委員がすることは特にないだろうに・・・。
私は窓の外の景色を眺めながら懐かしい顔を思い出していた
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