「あ"ーだりぃーなんでこんなに暑いのに合宿なんかやんなきゃいけないんだよ」 青峰はヤル気がなそうに準備をしている。 「大輝、なにか言ったか?」 赤司はそう言いながら青峰に目を向ける。 「…んも言ってねーよ(クソッダルくてやってられねーぜ)」 青峰はそう言いながら一週間前のあの日を思いだした。 ………話は1週間前に遡る 「みんな話がある、集まってくれ」 赤司がそう言ったのは部活が終わって片付けをしているときだった。 「…それで赤司君話とはなんですか?」 黒子が赤司に問いかける。 「来週から一軍レギュラーだけで海合宿をおこなう。以上解散」 赤司はそれだけを伝えるとその場をあとにしようとした。みんが「了解」などというなか 「ち、ちょっと待つっス赤司っち!!来週って俺モデルの仕事あるんスけど!!」 黄瀬がそう言うと赤司が立ち止まった。 「涼太、僕の言うことは?(ニコ」 赤司は不適な笑みを浮かべながら黄瀬に問いかける。 「ぜ、ぜったいっス…」 黄瀬はそうこたえる…。 「涼太、分かっていればいいんだ。仕事ぐらい休みをとればいいだろう」 赤司はそう言ったらその場をあとにした。 …数秒の沈黙。そのとき桃井が口を開いた。 「みんなが行くなら私も行かないとね!特にテツ君が行くなら♪」 桃井は一人楽しみといった感じで帰っていった。そして黒子が口を開いた。 「楽しい合宿になりそうですね」 そう言うと紫原が 「そーだね〜、お菓子いっぱい持っていかないと〜」 紫原が楽しそう〜など、と言っていると 「紫原、合宿は遠足ではないのだよ」 緑間が口を挟んだ 「おいテツ!!合宿が楽しいわけねぇーだろー」 青峰が黒子に向かってそう言った 「青峰君合宿は海であるので水着の女の人沢山いますよ」 黒子がそう言うと 「まじかっ?!合宿も悪くはねーなっ!!」 青峰は合宿が楽しみになったらしく鼻歌を歌いはじめた。 「みなさんそろそろ帰りませんか?時間が時間ですし」 黒子がそう言いながら時計に目を向ける どうやらもう七時をまわっているらしい。 「そうっスね、俺事務所に連絡もしなきゃだし」 ………こうして一週間がたつ …………続く |