芹沢尊(せりざわ・みこと)


男性のみ / 27歳
声質イメージ:中〜高音域。普通の青年ですが実はまともに見せかけつつ一番のキじるしなので、キレた演技も対応な方。BL場面有りにつき抵抗のない方。いわゆる本番濡れ場(直球な性行為)ではないですが特殊な絡みはあるので問題のない方。超長いモノローグ、それも早口気味なものがございます。
元機動隊員で、その際にララと暁が無差別に隊員達を殺害していた現場を目撃して以来、PTSD(トラウマ)を抱えるようになり精神安定剤の頓服が手放せなくなってしまう。ララも暁も、過去の作品である『ナイトメア・クライシス』のラストにて戦うことを余儀なくされたが為の殺戮であったが為に誤解ではあるが芹沢にとってララと暁は恐怖の対象である。そんな中で不運ながら殺人課の刑事に回されてしまい、否応なしにまた死体の山と向き合うこととなってしまう。
また、小学生時代に意地悪な女教師に給食を食べるのが遅いからと無理やり残飯を食わされた経験がトラウマとなり女性恐怖症のきらいがある。そのせいもあるのか、彼女はおろか作る気さえもないようで気ままな独身生活を楽しんでいる様子。今回は夜勤明けで疲れている中、人手不足から苦手な上司・岡本と共にケイ達の通う学校へと向かうよう連絡が入り出動せざるを得なくなってしまう。

性格はおっとりとしていて、どちらかと言えば大らか。こんな事件のさなかでも得意料理のカレーの仕込みが上手く出来ているか心配していたりと、もんのすごく認識がズレている。社会人としては多少空気が読めていない部分もあり、会社での飲みの席では聴覚障害を持つ娘を持つ上司の弱音に対し不適切な発言をし、部下に窘められるような事もあった。
またゾンビに対し弱腰な姿勢を見せつつも、神代から預かった扱い慣れていない筈の拳銃を難なく使いこなしたりヘッドショットを決める等とても素人とは思い難い銃器の扱いを見せ、同じく二丁拳銃使いの神代も褒めちぎる程の腕前である。曰くモデルガン集めが趣味らしく、部屋で一人で撃っていたりした賜物の成果だというがとてもそれだけだとは言い難い。
ちなみに女性恐怖症ではあるが、男勝りで前向きなケイには特別な感情を持っている様子。

メンバーの中では唯一『邪神』たちとの共振・共鳴が出来ず(ケイはオリヴィアから預けられた『しるし』の力により共鳴する)その邪気を感じられない人物。


以下、ネタバレにつき応募を考えて下さる方以外は避けるのをお勧めします。▼



大学時代に、社会人であった姉と肉体関係を持っているような描写がある。それは女性嫌いのコンプレックスからこじらせたものなのか定かではないが、姉も姉で「私は心に怪物を飼っている」「私達は悪い人間じゃない。ただ、悪い場所にいただけよ」と芹沢との行為に合意の上であったような描写が見られる。姉はそれが原因でまともに他人を愛せなくなった事から浴室で手首を切り自殺を図っている。以来、一家は崩壊状態にあり母親からはまともに口もきいてもらえないようである。

また、その経験が関係しているか因果関係は不明だが酷く歪んだ性癖を持っており、ゾンビを射殺するごとに性的快感を覚え勃起する癖がある。ナコト写本曰く、ゾンビを殺した時の彼の目は「暴力に支配され、まるで女を性欲の奴隷にしか見ていないような目つき」だという。またゾンビ殺害後の彼は「絶頂に達した後のように潤んでいる」と称される事も。
小学生時代に教師に無理やり嫌いなものを食べさせられた経験が、いつしか彼にとっては倒錯したマゾヒズム的な快楽へと取って代わり、結果このように歪んだ人格が生まれたとも考えられる。極度のマゾ体質であると同時にサディストな面も持ち合わせており、相手は女性でも男性でもイケるというとんでもない男である。性癖がこじれすぎた為か普通のセックスや性器だけでの接触ではもはや何も感じられないようになり、いつからか極限まで自分を痛めつける事・他人を痛めつける事で苦痛やまどろみを快感と捉え性欲発散の代替行為とするようになる。

何か長いので一言でまとめると、とどのつまりド変態。

また、最初にも書きましたがNL要素のあるキャラとなり神代とエグ目な絡みがあります。※ボイスドラマ版では性描写はまるごとカットですが、ナイフ刺しぐりぐりぐらいまではあるのでエロく聞こえるダメージ声みたいなものと、リップ音は欲しいです。エロなのか何なのか非常に際どいので、抵抗のない方のみにお願いしたいです。




台詞量:280〜90程度

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選考台詞:
01_芹沢
「……家で作ってきた、カレーの事ですかね。だって下手したら今晩に出来たてが食べられなくなってしまうじゃないですか……」
(ゾンビハザード発生中の校内にて、上司の岡本から今何を考えているのかと聞かれての返答)


02_芹沢
「ええいこの! ケイちゃん!! その! こ、今度、今度時間があれば、い、い、一緒にお話しとかゆっくりできないかなあ、なんて!……ぜえぜえ」
(意中? のケイに向かって意を決したようにデートの誘いをかけてみるが鈍感なケイにはデートとは思われず「いつでも話しますよ」とあっさり返されてしまう。普段はこういう感じが主なキャラ)


03_芹沢
「(……アリもつぶせない、ひ弱で非力な僕。馬鹿みたいに弱い人間。それが僕。でもこの気持ちは何て言うのか毎日叫んでた。叫び続けてた。あの教師は、俺にそれを教えてくれた。変態? なんスかその変態って)」
(モノローグ、彼の変態性がじわじわと垣間見えてくるかのような)


04_芹沢
「死ねよ、さっさと死ねよ! どうした? ナイフで喉を切れば良かったのか。何故撃った。俺の意思じゃない、何かの力が俺に撃たせた、それが姉の為だと……俺のせいじゃない、ああもう吐きそうだ。生まれたところで死ぬ。因果応報、それが定めだ。俺も死ぬ、吐きたい。いや、先に終わらせるんだ。姉の上に吐くなよ。苦しんでる、さっさと楽にしてやれ――もう手遅れだ。撃つか? 善か、悪か、引き金を引け、人は死ぬ。過ちを正すことはできない。死は過ちじゃない。死こそ出口だ、待て俺は誰と話してる? 誰が姉を殺した、そいつを殺す。殺してやる。姉の顔が見たい。いや俺は俺だ。死ねよ! 男だろ。神よ愛していますこの醜い身体から自由にして下さい 死んだふりかも、死ぬはずはない。過去は何でも美しい、可哀想な姉さん、俺は善人なんだ、奴らが悪人だ。姉さんは純粋なだけだ……」
(過去の記憶と言う名の幻覚の中で、浴室の中で死んでいた姉が実は「自分が撃ったのではないか?」という妄想に駆られ、急所を外れ苦しむ姉の遺体を見つめながら。ものすごく早口でヤバイ感じが出ていると最高です)
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