南雲暁(なぐも・あきら)




男女可能 / 年齢不詳、大体十代半ば頃に見える容姿。
声質イメージ:中音程。少し暗めで自分のペースでぼそぼそと喋るが、聞き取りづらくはならないように。存在感がないわけではなく、叫ぶ時は叫ぶ。幼少期の演技もあるので、少年声も出せる方。
南雲梓の双子の兄。人の形をしているが、正体は旧支配者『ハスター』の眷属でもあるビヤーキーで雄の個体。が、本人はあまりそう呼ばれるのを望んでいない為飽くまでも暁と呼んでほしいらしい。妹である梓をクラウンの元から取り戻したいようだが、彼女の複雑な心境も同時に理解しておりどうするのが最善の策なのか迷っている部分も。

性格は至ってマイペースで、ややぼんやりしている(そっけない?)と思われがちだが戦闘能力は高い。アクロバティックな動きでキックや絞め技などを用い、パワーもスピードも申し分ない。自身の血に治癒能力がある為(しかし同時に猛毒でもあり、普通の人間が摂取すると死に至るか『なりそこない』と呼ばれる怪物に変異する可能性もある)怪我を負うたびに自分で飲んで喀血しては周囲を焦らせる。
また、妹というよりは元々一つの個体であったが二つに分けられた己の半身でもあると言えるビヤーキー(梓)とは赤子の頃に共に山に捨てられていた過去を持ち、それを拾ったのは会社のレクリエーションで登山中だった会社員の男・南雲であった。本来は施設に預けるのが義務であるが、どの施設からも拒否され子のいなかった南雲夫妻に義理の子どもとして育てられる(実際には法律で禁じられているが、何故か警察に相談しても受けてもらえなかったという)。暁と梓はその時に与えられた名前。しかしその後、彼らの存在を忌み子として秘密裏に処分しようとする者と、政治利用しようとした組織により山奥の人気のない牢に幽閉される。その際にクラウンに救われた事から、以来彼の元で時を過ごす事となった模様。

また、ビヤーキーは『二人で一つの個』であるが為にどちらか一方が亡くなった場合はもう一人も命を失くす事となる。

好きなものはもふもふしたものと、芹沢から発せられるカレーの匂い。よく匂いを嗅いではしっしされている。

台詞量:

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選考台詞:260程(およそ)

01_暁
「その名前はよしてくれ。俺はもう、そうじゃない。……“南雲暁”という存在だ」
(ビヤーキーと呼ばれ、静かに拒否反応を示す。あまり怒っているわけではないがぶっきらぼうには聞こえる)


02_暁
「これ……見つけた……もふもふ……、ケイ、元気なくなったらもふもふして元気出して……」
(誰かの民家で見つけたぬいぐるみを渡しながら)


03_暁(幼少期)
「……お父さんとお母さん、いつになったら迎えに来てくれるのかな?」
(幼少期/地下牢の中で。空腹と寒さに耐えながら)


04_暁
「俺達は……、俺達はまだ飛べるんだ――飛べる筈なんだ。だから――、梓っ!! 飛べっっ!!」
(妹に向かって叫ぶ)
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