クラウン(フレデリク=シャンテクレール)







性格/設定等


英国史上最大の猟奇的犯罪者と呼ばれる『ジャック・ザ・リッパー』であり、また何年にもわたりアーノルドが追いかける宿敵でもある。
19世紀イギリス・ロンドン一の富豪一家として知られている好色家な男で、歌劇団とサーカス団を持ち、自身も団長を務めていた。(その時の呼び名でもある『クラウン』で彼はほぼ名乗っている事が多い)
身寄りのない子どもたちを引き取り劇団員として育てたり、養子として可愛がっている反面では子を人身売買の道具に使ったり、最終的には殺された娘(こちらも養女である)を生き返らせるための生贄にしていた。阿片の売買などにも手を染めており、その莫大な資金はそういった裏取引で得たものだと思われる。

しかしそんな彼ではあるが、養子である娘・コーデリアにだけは本当の娘のような愛情を注いでいた様子。そんな彼女が無残にも殺害されて以来、彼女を蘇生させるためだけに禁断の書物とも呼ばれる『ルルイエ異本』に手を出すも術の禁忌に触れ自身が『邪神ダゴン』へと転化してしまう事となった。
アーノルドとは痛み分けのような形で互いに決着の付き切らないままに終わってしまったが為に、今もなお時間軸を超えての闘いを繰り返している。

過去作品では70代手前程の紳士的な老人であったが、本作ではビヤーキーの力によって若い時の姿を取り戻している。

表向きは穏やかで誰に対しても丁寧な物腰で接するが、本性はサディスティックで冷酷さの目立つ人物。が、娘であるコーデリアに対してだけは狂気的な程に執着している部分も。
その為なのか元嫁のエマからも果ては読者からも『ロリコンクズ』扱いされやすいキャラです。ネタとしていじられやすいので、そちらにも耐えうる方。



総台詞量


120未満


年齢/職業

???歳(見た目年齢は28歳前後)/表向きではヴァチカンのエクソシストと名乗っているが、恐らく虚偽である

声のイメージ

※男性限定
・紳士的で穏やか。人当たりのいい柔和な喋り方ですが、その笑顔の裏には狡猾さが潜むイメージ
・絵のような好青年系、中音〜低音域。
・過去に老人時代もあるので、おじいちゃん声+化け物声での絶叫などが得意であれば。
・過去作品のラスボスなので今回もラスボス寄りの悪役です。しかも人外ダゴン様の血を継いでいるという中々チートなキャラです。
・戦う時は自身ではなく、娘をかたどったマリオネット『コーデリア』に任せてある。


選考台詞

音源は一つのトラックにまとめても大丈夫です。
パターン提出可/アドリブOK


▼ファイル名は以下のもの(01_キャラ名)でお願いします。



01_クラウン
「きっと今の私は人ではないのだろう。しかしならば何か、と聞かれても困る。それは私自身にも分からないんだ」
(若い目の青年の声で、どこか達観したように)

02_クラウン
「何百人もの娼婦と子ども達の血肉を犠牲にして――、私は、私は一体何を成したと言うのだ……神よ……」
(魔術の末に蘇った娘の化け物の姿を見て呆然とする。老人に近い声質で聞かせて頂きたいです)

03_クラウン
「コーディー……私の愛するたった一人の娘……今も変わらず愛らしいままだ――、愛していた、いや、愛しているよ。死者の国から君の眠りを呼び戻そうとする私を許してくれ……」
(こちらは若めの青年声でお願いします。半ば病んでいるような雰囲気で)


04_クラウン
「ああ、そうか。分かった……たくさん、美味しいものを食べれるようにしてあげるよ。君がもう苦しまなくて済むように、少しだけ魔法をかけてあげる」
(幽霊の少女・ひまりに対して。優しい言葉ではあるが、彼女を魔術の毒牙にかけようとしている狡猾さがにじみ出る)

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