……見たな。

   

!選考理由・発表!


監督がゲロで倒れていたため遅くなり申し訳ございませんでした……そんなわけで皆様のドド突き上げるようなマッコト(野々村)美しいお声に何時間も浸らせて頂きました元気をありがとうございます。まあこんな前置きいいぜはよはよ理由にいきましょー!▼



イラスト:らぶやまさま:@L0VEYAMA003

桜椎葉 as degirock



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売れない(一部のニッチな人には、という感じ)SM作家、風俗ルポライターの29歳。
今年三十歳の独身。性欲は薄いというか、相手が求めてきたらとことんやっちゃう、「逆に抱かなきゃ失礼」とかいう良く分からない理論で誰でも抱いちゃいそうな危うさのある人。
職業上、彼もご多分に漏れず「変態」なのだが普段は隠しているので一見普通の人でしかない。
スランプ気味の彼は、高校時代仲良くしていた優等生の『斎田』に連れられ、違法風俗の会員となり、そこで「死なない少年・ギニョル」と出会う。
ギニョルとの出会いは、彼の奥深くに沈んでいた変態性欲を刺激し、彼を深い闇の底へと誘っていくのであった……。

やはり主役! 応募がほぼ埋まってました(笑)。皆さん、イラストに合う声がまたうまいんですよね。確か選考台詞を出したのは公式イラストより前の、著作権フリーのイラストAC様やキャラメイカーさんで作ったおおよそのイメージだけで勝負をかけていたのですが……ん〜みなさん上手い。トチ狂った時の各々の様子が特に凄かったですし、最初のモノローグも「こいつ、一見普通なんやろなー」だからこそ怖い、感が本当皆さん上手かったです。

で。degirock様の桜くん……モノローグのぼそぼそ具合が得も知れぬ闇を背負ってそうですね…、とスタッフの亜衣ちゃんがまず一言。いやいや。もう少しききましょう。と私。闇という闇を集めた終始陰鬱な語り、台詞、演技。これは……いい意味での「胸糞」(普段私が心にしまってあるバチボコ性癖です)を期待できるのではないか。そして最後、発狂演技。これね。聞いていたスタッフ女性陣(ってか女しかいないが)が「うは」って声を漏らす程のキチガイぶりで。はじめはボソボソ、ゆっくり、小声……段々と、でも静かに、キチってくんですよ。これでもうみんな意見一致でしたね。これですよ、と。
degirockさん、本当良く分かってらっしゃる……恐ろしい子……ここはもう、サンプルに出して聞いてもらいたいですね。もうこのセリフだけで、この話は幸せに終われるわけがないんだ、と視聴者はアンニュイにこう思うでしょう。
この調子で他の狂った台詞も聞けるとなるとおれたち闇の腐女子、もう期待ageですね。全裸待機。degirock様の演技は初めて聞きましたが、いやー、一気に引き込まれました。もっと聞いてみたい! と思わせてしまうダークネスな魅力もいっぱいですね。……実は、ヤクザの斎田君も迷ったんだよなあ……でもやっぱりあのキチガイ演技は凄かったです。もう全てを塗り替えてるもんな。つよつよ。もんげ〜!!!



イラスト:らぶやまさま:@L0VEYAMA003

少年娼婦ギニョル as なぎさ


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えー、えー…〇学生ですね。なんとDS,10さいです。10さいです。大事な事なので二回言ったけど何ならもっと言うよ!
違法風俗で何故かずーっと『飼われていた』お人形。慣れない相手には全くの無口で、しかし、ひとたび相手をすればまるで天使のような笑顔を浮かべ相手を聖女のように慈しむのである。……相手からは手ひどい扱いを受けているにも関わらず。しかし彼にとってはそれが『生きる意味』。傷だらけになってもその人が救われるのなら、それでいい。
今一つ読めない子ですが、彼のそんな特異体質は『死ねない』事。バラバラにしようが首を吊ろうが車で轢こうが燃やそうが飛び降りようが、その遺体はすぐに自然治癒し死ぬことができないのです。そんな彼を、桜は『斎田』から預けられます……。

はい出た不思議ちゃんショタ。重すぎる業を背負いつつも常に笑顔か無口。桜の心に潜む闇を刺激し、排他的に二人は二人の世界を生きるように体を重ねていきます……勿論暴力的な行為で。

そんなショタ、ギニョル君を射止めたのはなぎささんでした。ギニョル君もやはりみなさん「挑戦」してみたいキャラだったと思います。実際多かったですから。けどふわふわしたあの感じが、難しかったかなぁなんて思います。私としては凄く好きなキャラなんで(みんな好きだけど)妥協はしねえええええええ、ってか今迄妥協とかしたことないけども! ショタ大好き・男の娘大好きな黒井の目は厳しいですよ。ってな感じで……、何週も何週もしまして、白羽の矢が立ったのはなぎさ様でした。
何と言うか、本当に『無垢』さが出ていてすーーーごく白いんです。で、白いけど黒にも染まれるんだろうなって思って、決めさせていただきました。ギニョル君は何考えてるか分からない見ようによっちゃ本当に不気味な子なので。あまりにも純粋な子って見ようによっては怖いじゃないですか? そんな裏の怖さも、なぎささんの演技からはひしひしと感じられまして。もう独断でしたね。それで他のスタッフに聞かせたら納得してました。ヤッタネ!!


イラスト:らぶやまさま:@L0VEYAMA003


斎田裕哉 as あさみな



さいだ

元は模範生。今はヤクザ。謎多き、桜の数少ないお友達。
飄々としていて今一つ掴みどころのない彼ですがそんな彼が突然なんなのよ。ずっと連絡のない人からの連絡なんてろくなことないんだから! あたし知ってるんだから!……とはならずにお人よしの桜くんは律義に彼についていくのです。そして悪夢のようであり、しかしどこか甘美な日々へと墜ちていくのでした。

黒井作品では何度かお世話になっております、あさみなさん……! 演技力〇、提出〇、連絡〇、いう事なしなので本当にお世話になりっぱなしなのです。それでヤクザな演技ですが凡そ、こちらの期待通りのミステリアスなお兄さんです。あさみなさんの低音ボイスが耳心地が大変良いのです! 大人の怪しげな色香むんむん、これは耽美な世界にぴったりですよもう。関係ないですが、私、あさみなさんはもう少し高い普通のイケボなのかなと声を聴くまでは思っていたのですが実際聞いてみたら低音イケボでえれーびっくりした記憶があります。貴重ですよねぇ、低音なお声は。それでまあ、↑二名様と合わさる事で俺得っていうかスタッフ全員私達得なので文句ございません。どうかこの萌えのトライアングルアタックで殺してください。尊いんじゃ〜



大崎悠人 as はてな



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※イラストAC様より/フリー素材

桜の担当の若造。普通の陽キャ、普通の若者! というだけあって演じやすかったのもあり応募はかなりでした(笑)。そしてみんなうまいんですよーーー!! お前ら実はみんな陽の者かぁ〜〜〜!!!

ちょうどスタッフさんがほぼ不在だったので私の独断で決めちゃっていいのか迷いました。だってみんな超うまかったから! それで、ちょうどお手すきだったスタッフさん兼ガヤ担当の「まちゃんちゃん」に聞かせて、「どうですかね……」と。まちゃんちゃん、普段はツイキャス等の活動が多いのですが、やはり、「ネット声優さんってやっぱりみんな演技うまいな、すごいなって改めて思いました……」。全員です。もう全員凄くて。私は候補がはてなさんともう一人……(これもかなり悩んで)いたのですが、まちゃんちゃんは「悩みますけどはてなさんですね」。ということで二人の意見が一致したので、相成りました。細かい芸も入れてくれてるんですよね、短い台詞の中に。はてなさん。「どっすか?ww」みたいな。ああ、言いそうだなァってリアルに感じられて。
だけど皆さん本当に上手かった! これだけは……言わせてください!!



柴山直輝 as 井折たくみ(依頼)



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※イラストAC様より/フリー素材

一見童顔、でもアラフォー。40代前半の『柴山組のボス』。少年のような顔に隠されたド鬼畜HENTAIな野郎です。低音系渋い声が大変カッチョエエ、井折さん。希望外依頼した時は「え!?大丈夫ですか若すぎませんか!!( ゚Д゚)」の驚きですが……絶対にいけます!( ´∀`)b グッ!
ちゃらちゃらした低音、って感じがいいんですよね……低め路線では斎田君がいますし。ちょっと変わったボスが出したいなー、って感じで結構愛着のあるキャラなんですね。うひひ。

井折さんには過去作品(『魔女の森』でも広い演技力でおじいちゃんからダンディな紳士、ヤンキーまでその演技力の幅でお世話になっております)
そしてその演技力を活かして是非、こわいこわーいボスをお願いした次第です。出番は前半ちょこっとなんですけどね…インパクトは、でかい……。楽しみですね。ファンの乙女の方もちゃらちゃらな井折さんに期待しててくだしゃい(私・スタッフ一同含む)



凛々子 as 東雲やみこ(依頼)



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※イラストAC様より/フリー素材
デリヘル嬢にして、バイセクシャルで、レズビアン寄り。今は、同性である杏奈(後述)とパートナーとして都内のマンションにて幸せに暮らしている。出会いの経緯は不明だが、お互い真剣に愛し合っている。16歳で高校中退、以降ホストに狂ったり、水商売で稼いだりと爛れた生活を送っていたものの杏奈との出会いにより今は落ち着いている。
さっぱりした性格で「誰にどんな酷い事言われようがどうせ今度会うかどうか、一生会わないかもしれない他人。そんな他人の事でいちいち時間を使いたくない」がモットーで、人の悪意に沈みやすい杏奈をよく励ましている。
そんな彼女だが、杏奈の為にとある『賭け』に出てしまい……。
大崎がリアコしているレモンサワーちゃんの先輩。

これはもう、やみこさんに依頼してみたかった役! 結構、救いのない……話にはなりますが、やみこさんとの会話では結構親和性の高い胸糞映画でけらけら笑っていることが多いので(笑)、きっとこんなスィビアな役も引き受けて下さるかなあ…と不安になりつつ。
基本はさばさばな女性で、引っ込み思案な杏奈を引っ張る気の強い女性ですから、やみこさんの得意なキャラにも合うかな、と思い、ドキドキしながらオファーしました。快諾して頂けて嬉しい限りです。救いはない、と言いましたが、杏奈さんとのちょっとしたふれあいや彼女の『愛しい人を守りたい』という矜持、この作品の中では本当に強い女性だと思います。正直一番強い女性なのではないかなと、思うんです。
やみこさんにはぴったりかなあと。悲劇的ではありますが、強く、最後まで気高く、美しい女性です……百合……げへへ(流れ変わった)



矢野杏奈 as 生野忍



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※イラストAC様より/フリー素材

男性恐怖症の、レズビアンの女性。精神的に脆く、ちょっとした事で崩壊しやすい脆弱な面も。パートナーとして巡り合えた凛々子のお陰で、何とか精神を保っている。都内のOLであったがちょっとした出来事により退社してしまい、絶望の底に落ちてしまう。更に追い打ちをかけるよう、親の借金のせいで彼女の精神は追い詰められてしまうのだが……。

とてもはかなげで、弱い女性。誰かが守ってあげないと、本当に壊れてしまいそうな、不幸な女性。生野さんは『魔女の森』でも、性格は違いますが「無理に気丈な振る舞いをし、弱い自分を隠している女性」を熱演し2022年度俺デミー大賞に助演女優賞(主演でもいいかもしれない)に見事入っているのですが、今回はもう、とにかく打たれ弱いのです……自分もメンタルで色々ある人間ですから、彼女のギリギリの精神が本当にきつくて。凛々子さんいて良かったなあ……。
生野さんの選考台詞は……圧巻でした。「死にたくないけど、生きていくのがこわい」。まさしく私なんです……本当に辛くて聞くのも悲しくて。でもそのくらい、心に刺さる人がきっといると思うのです……是非、是非聞いて下さい。



レモンサワー as 松田美弥(依頼)



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※イラストAC様より/フリー素材

本作の大崎に次ぐ癒し?要素。凛々子の同僚でギャルちゃんです。大崎君が利用したデリヘルにて意気投合、まさかのコンパ開催。無理やり連れてきた桜にもものおじせず話しかける明るい普通の女の子。そこで聞かれたギニョルの存在については知らない、とのこと。

みゃーちゃんには以前、魔女の森でエキストラでパリピの役を依頼したんですがそのパリピぶりが可愛すぎて笑。よし! 周りがお色気路線だし、なら可愛い路線でみゃーちゃんに依頼いってみよう!ということでお願いして見たら快諾でした。マリガトー(●´ω`●)急がなくてもいいよ!と言っていたのですが「天才なので収録終わりました!」とまさかの早期音声納品。みゃーちゃん……スゲェぜ……!!
ところでレモンサワーちゃん。源氏名なんでしょうけど、大崎との関係はどうなるんでしょうね。救いのない話の中では、少ない希望です。

ほか、みゃーちゃんには『魔女の森』で最強の魔女でありながら黒猫に擬態し、可愛い声と仕草で人の魂を奪う怖い魔女・ナナイロちゃんも熱演中だっ。



斎田十和子 as 紫陽花



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※イラストAC様より/フリー素材

斎田の義理の母。斎田父が女好きのため、元の母は離婚してしまい、その後妻に迎えられた美しき女性。ネタバレなので深くは言えませんが、こちらも悲しい……幸の薄い女性。何かもう……ねえ……。

紫陽花様のか細い声、それでも夫をでもまだ信じたい……愛していたい……葛藤に揺れる女心。そういったものを重視して、決めさせていただきました。…仕様書に書いてあった内容が結構えげつな〜〜〜な内容だったので応募は少ないかな?と思っていたら、難しい境地にチャレンジしてみたい方もいたのかちらほらといました。台詞量は少ないですが、正直、めちゃくちゃ重要な女性なのです!! だからこそすごーく考えましたね……ネタバレなので何も書けないのがきついんですけどw とにかく、紫陽花様の、『つつましいしとやかな女性』像が何もかもドンピシャだぜっ!!だったのでお声掛けさせて頂きました。


杏奈の母 as 黒雪 鈴


文字通り杏奈さんのお母さん。
毒親、とは一概に言い切れない…これまた、何と言えばいいのか……。台本をお渡ししていないので黒雪さんに全て放り投げてしまい申し訳ないのですが(すみませ……)。
快諾頂いたのでよっしゃー!と。うーん、こいつはなんといえばいいのか、間が悪すぎるというのか何というのか。それはもう、皆様ご確認ください。はい……。
黒雪さんいつもありがとうございますぅー!!!!(私信)







エキストラ/ガヤの皆様



さて!!!!!
皆様ご参加頂いて本当にありがとうございます。
エキストラ? え、やだな……って方がおらず、むしろみなさんばっち来いな人ばかりで黒井作品は本当にいつもエキストラに恵まれているなあと。
過去作品をご覧の皆様、きっとお分かりかと思うんですけど黒井作品はエキストラ・ガヤにおけるまでのポテンシャルが半端じゃないのですよ。
え、今右から声したけど、左?え、上!?って。そんなの必要あるのか!って声も入れます。リアルを追及したいので。

だからこそ完成が遅かったり(すいませ…)、いきなり「お手を貸して!!!」とかツイーチェ荒らしちゃったり(本当すみま)……でも本当に、本当にありがとうございます。

私は私の作品に、一切の妥協を許しません。

それは勿論、エキストラに至るまで。
「人数すくねーなー、しかたねーしこいつでいっか」
こういうのは大嫌いです。ですので、エキストラに選んだ方もねっぷり音声を楽しませて頂いております。

今回集まった皆様も、一人ひとり声をスタッフでお聞かせいただき、「よし!」とした方を選出しております。エキストラさん。この場を借りて本当にありがとうございます。貴方たちがいるからこそ、私の作品は、満足のいくものとなるのです。本当にいつも感謝しております。きっと不満を抱えている方もいると思いいます。だけど私はあなた達が大好きです。






地獄のように長くてすみませんでした。きもいですね…、台本もう少し……ED,EDなんよ…今月目指せ。本当に気持ち悪くてすみませんでした……

文句禁止!!!!!!
黒井へ殺すとか、しねとか、関係者さん以外からの迷惑のかかる行為とか、色々含めそういうの言わないで欲しいです……。どうぞお願いします…(たまにいるんです…)



参照▼
イラストAC
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