エキストラ

現代の人間達

・カウンセラー募集過多につき終了
・芹沢の通う心療内科の医者。男性でも女性でもどちらでもいいです(原作では男言葉ですが、女性言葉に変更可。または女性が男性のような声を出すのでもオッケーです)
彼には過去のトラウマは全て忘れろ、と言うが芹沢はそれができないままで引きずり続けている様子。
・台詞数:10前後

01_カウンセラー
「そうだ。これは夢だよ、芹沢君。全部、君が作り出した偽造の悪夢に過ぎない」

02_カウンセラー
「そしてそれが君自身への治療にもなる。――時が経てばいつか傷は癒える、すぐには受け入れがたいかもしれないが、君は『忘れるべき』なのだよ」
(この台詞が後に出てくる『時は全てを破壊する』というメッセージへの伏線にもなっている。何気に……)





・林田 募集過多につき終了
ケイ達のクラスの担任。どこからか移されてきたゾンビ菌によりゾンビの媒介になった人物。年齢は30代前半程の、普通の中年くらい。風邪気味なのか酷い咳き込み方をしており、しかも『背中が不自然に膨らんでいる』とされゾンビどころか『ブルーベリーのような色をしたブクブクに膨れ上がったクリーチャー』へと姿を変えてしまった。後にクラウンから「エリューニス」と名付けられた。
・台詞量:3(少ないのでそのまま台本拝受なしで受け取ります。が、咳き込みの音声などオマケで入れてくれると助かります。呻き声あり)

01_林田
「おらー、ちゃんと席つけよお前らぁー(咳き込みつつ)」
(ケイ達のクラスに入りながら)

02_林田
「(激しく咳き込んで、やや長めに)……いいえ、大丈夫ですよ。ちょっとこのところ疲れが溜まってるようで……(再び咳き込む)」
(風邪気味なのか心配されて)

03
「が・がゆい、ごれ、ああ……なにごれ……が・がゆいお」
(顔や体に浮かんだ青いブルーベリー状の突起物が出来ており狂ったように掻きむしる)





・江島翔 募集過多につき終了
若き体育教師。まだ二十代そこそこで、生徒から人気者。イケメンで独身ゆえに、女子生徒からの指示は熱い様子。中学時代からキックボクシングをしていたのもありその腕前は本物なのだが、人知を超えた化け物であるエリーニュスには一歩及ばずベアハッグを決められる形で敗北する。悲鳴、ダメージ声あり。



・台詞量:6

01_江島
「林田先生。何の悪ふざけか知りませんけど、生徒を守る為に俺も本気でやりますよ」
(クリーチャーに変貌しつつある林田に、まだ余裕のある感じ)


02_江島
「に……に……、逃げろ! 早く……っ」
(突きを放った腕を折られ、それでもまだ気丈に生徒を逃がそうとし)


03_江島
「あが、ぁああっ! た、たす、助けてくれええッッ!!」
(ベアハッグを決められ背骨を折られてしまい、先程までの勇敢な姿からは考えられないほどの悲鳴を上げる)





・純介 募集過多につき終了
三十代前半ほどのまだ若いホームレス。元々は某T大に通い良い企業に勤めていたようだが何かの心境の変化により突如したらしく今はこの生活を送っている。コミュニティーの中では若く、浅黒い肌と屈強な身体つきでワイルドな感じのする男(ダン曰く)。顔もどちらかと言えば精悍そうな、顎に髭を蓄えた今時分のイケメンとはかけ離れているが男らしい感じ。変質者に襲われかけていたケイを助けたうちの一人であり、ケイはそれに恩義を感じ彼らに奉仕活動を続けている。(しかしそれをクラスメイトの女子に目撃され面倒な誤解を招くのだが)
ダン目線で「ケイを気に入っているように見える」のかダンは少し嫉妬めいた感情を抱いていたのだが……。



・台詞量:5

01_純介
「ケイ、じいちゃんが最近食欲がなくてさ。病院に連れて行こうにもこのザマだろ?」
(食料品などを持ってきたケイに声を掛けつつ、頑なに病院を嫌う老人を叱咤するように言う)


02_純介
「クソじじい! だから何度も言ってんだろうがよ。月曜にでも市の福祉課と交渉して生活保険を受け取るんだ。その上でどこかの病院を受診する。酷い病気だったらどうするんだよ、そんなに飲まず食わずで酒ばかり――でも保健も無い、お金も無いでは、治療なんか無理だ」
(病院なんか……と漏らす老人に思わず怒り出す。後半からは怒りだすと言うよりはたしなめているような感じ)





・ゲンタ 募集過多につき終了
七十近い老人ホームレス。長い事、体調が芳しくないようだが病院を「殿様商売」と言い、また頑固者で医療や薬の力を信じないと言い酒や暴飲暴食に明け暮れる。ケイに「元気になったゲンタさんと囲碁がしたい」と諭され、病院通いに決めるというケイにはやや甘い面も。叫びあり。最後はゾンビからケイを守る為、ぼろぼろの身体のままでゾンビにしがみつき自分ごと撃つように言い放ち危機を救う。



・台詞量:10未満(咳き込んでいる声なども欲しいです)

01_ゲンタ
「医者なんて殿様商売、わしらのような低所得者をまともに相手するわけがない! 第一家族もおらん、健康保険もない私を病院側が受診してくれるわけもない」
(頑固者の老人といった具合に)


02_ゲンタ
「むうう……わしも、ケイちゃんと囲碁がしたいしのう……」
(ケイに言われ、少ししょんぼりとしながら考えを改める)


03_ゲンタ
「はあ……あはは、ケイちゃんはやっぱりいい子じゃのぉ……(※掠れた声で)本当に――本当にいい子じゃ……」
(躊躇いつつもその引き金を引いたケイに向かい笑いかけ、そして息を引き取る)






・芹沢七海(せりざわ・ななみ)
募集過多につき終了
芹沢の姉。故人、享年25歳。彼女の残したおぞましい日記でのモノローグと、ナコト写本によって神代が入り込んだ過去の世界にて登場する……が、神代が彼女の姿を借りているようなシーンがあるので完全に本人とは言い難い、かもしれない。芹沢家では元々普通に育っており、本来の性格もごく普通に明るい女性と言った感じだったが、いつからか弟である尊と男女としての関係を持つようになり、それ以来普通に恋愛ができなくなってしまい浴室で大量の睡眠薬を摂取後、手首を切り自殺を図る。弟とは相思相愛だったのか、弟の一方的な愛情だったのかは不明だが「私たちは悪くない」「心に怪物を飼っている」等の言い回しから、その愛情の異常さに気付きながらも受け入れようとしていたのかもしれない。
モノローグ、神代が姿を借りた形で登場。首を撃たれるも急所を外され苦しみながら倒れるシーンあります。




台詞量40未満:


01_七海
「私達は悪い人間じゃないわ。……ただ、悪い場所にいただけよ」
(弟からの愛情に対し、こう答える。言い方を変えれば環境さえ違えば結ばれていたかもしれない、という意味だろうか? つまり相思相愛だった、それゆえ思い悩んでいた可能性も考えられる)


02_七海
『私は心の中に怪物を飼っています。時々、その怪物が私に何を言いたいのか。何を訴えたいのか。呼びかけてくるんです。私に。私はその声に、抑制がきかなくなる時があります。駄目だと分かっていても支配されそうになってしまうのです』
(日記の中での文章、モノローグとして登場)


03_七海
「……そんな安っぽい言葉を言われるくらいなら、心のないセックスでもしてた方が断然私の魂は救われる。――あんたの蒔いた種は、こうやって私の中で花を咲かせたんだよ?」
(浴槽の中で、芹沢が姉の幻想と対峙しながら。彼は思わず持っていた銃で彼女を撃つが、再び起き上がった彼女の姿は神代であった為に本音がどこまでが姉のものでどこまでが神代のものかは不明)





・野村聡美(のむら・さとみ)募集過多につき終了
昭和の人間。23歳。通称、野村夫人。夫は現在満州へと行っており、今は一人で前島たちのいる月島病院へと入院している。莫大な財産を持つ資産家・野村家のご令嬢でもあり、他の重病患者と比べれば比較的軽い結核患者。家柄もあってか教授も贔屓しており、一人別室で綺麗な着物を纏い病人とは思えないほどの肌をした彼女に前島はおっちゃんや大部屋れに集められた患者らとの違いに、いささか複雑な思いも抱いている。山瀬教授の狙いとしては、簡単に終えられると思われる彼女のオペを行い治すことで野村家に恩を売り、己の名を上げようと言う目論見であった。しかしその狙いは叶う事はなかった。苦しむ演技あり。




台詞量10未満(咳き込んでいる声などもほしいです):


01_野村夫人
「先生。私は、治りはるんでしょうか……?」
(不安げに山瀬教授に問いかける)


02_野村夫人
「……し、い……息が苦しい……お母さま……」
(オペ中に麻酔が切れかかり、多量の出血からなどろんだように苦しみ始める)





・灰田 募集過多につき終了
昭和の人間。34歳。山瀬教授の助手で、言い方は悪いがやや腰ぎんちゃくでもある。野村夫人のオペにも加わり、後々はおっちゃんを生きたまま解剖し貴重なサンプルにしようとも思っていた。純粋に人を助けたい思いよりも己の知識のを深める為に動いているような面があり、助かる見込みのなさそうな患者には極めて冷たい措置しかしない。

・台詞量:15未満

01_灰田
「大丈夫ですよ。痛がったらすぐに麻酔を追加しますから、眠っている間に全部済むようなもんです。来年には傷跡もすっかり消えてるでしょ」
(頑固者の老人といった具合に)


02_灰田
「酸素マスクを、早く――!」
(呼吸の弱まり始めた野村夫人に非常に慌てた様子で、というかほとんどパニック)


03_灰田
「先生。後始末を……、しなくては」
(オペで野村夫人を死なせてしまい、疲弊しきった教授に向かって。自身も酷く疲れた様子で、抑揚に乏し気な声で)





・カミラ=キンケイド
1888年、19世紀ロンドンの人間。既に個人故に過去の回想にのみ登場。享年30歳。オリヴィアの友人でもあったが、夫の心が本当はオリヴィアにあった事から(そしてそれを知ったうえで結婚した)、無意識のうち彼女へ静かに恨みを募らせてしまう。誰が悪いわけでもないと知りつつ、また飽くまでも心優しきオリヴィアの性格に更に自分が悪人なのではないかと自己嫌悪するうちに心身共に疲弊し、果ては子を死産した上に子宮を摘出せざるを得なくなってしまった事、それを知った夫に別れを告げられた事で完全に彼女が向かう先は『崩壊』のみであった。勝手だとは知りつつオリヴィアの子と弟の情報をクラウンへと売り渡し、死の原因を作った張本人でもある。
アルにより強い恨みを持ちい未だに成仏できず浮遊している魂を見つけられ、真相を聞いた上で「怒ってないよ」とアルに微笑まれ、「全てを許された」彼女の手により浄化される。



台詞量20未満:


01_カミラ
「彼女が母親であり聖女だと言うのならば、女としての悦び・未来を余すところなく奪われた私は何なんでしょうか。……そう思った時には、アタシはもう悪魔と寝る淫売だと罵られてもいいとさえ感じてしまい――オリヴィア達が隠れ住んでいた場所をハシタ金と引き換えに教えたのです」
(魂だけにになり浮遊していた彼女に、アルが問いかけてからの返事。どうしようもない寂寥感と虚しさに駆られる様な独白)


02_カミラ
「分かってる、分かってるんだよ。人は別にその相手のことを好きじゃなくたって、簡単に抱けるし抱かれることもできる。だけど、好きだったらその感覚は何十倍も違うのさ……」
(生まれてくるはずだった赤ん坊の産着を膝に乗せながら、一人悲しげに呟く






・イーサン募集過多につき終了
1888年、19世紀イギリス、ロンドンの人間。オリヴィアの祖父でカミラから預かった小銃(それがのちの悲劇の種となる)を片手に息子のヒューゴと、熱を出した孫娘・フィオナの為に人里離れた知人で医師のジョシュアの元へとヒューゴと尋ねて帰るつもりだったが……。穏やかな性格。

台詞量20未満:


01_イーサン
「だったら私もついていくよオリヴィア、なぁに心配はいらんよ。……ほれ、お前さんも信頼しているカミラから譲り受けたベイカー銃もある」
(それでもフィオナを医者に診せなくてはとするヒューゴに反対するオリヴィアに対し、加わるイーサン)


02_イーサン
「孫娘が病気で――この森を抜けた先にある病院にいる、知人の医者を連れて帰ろうとしただけなのです。それで歩いていた所、物音がしたものでまさか怪物かと思いやむを得ず撃ちました」
(襲ってきた野犬がクラウンの飼い犬だとは知らず発砲し殺したことを、クラウンの前で正直に話す)



03_イーサン募集過多につき終了
「孫娘が病気で――この森を抜けた先にある病院にいる、知人の医者を連れて帰ろうとしただけなのです。それで歩いていた所、物音がしたものでまさか怪物かと思いやむを得ず撃ちました」
(襲ってきた野犬がクラウンの飼い犬だとは知らず発砲し殺したことを、クラウンの前で正直に話す)

04_イーサン
「(※イーサンの代わりにヒューゴが殺害される)お許しを! お許しを!! お願いです、やめてください!(※やがてヒューゴが刺殺され動かなくなり)息子が……息子が死んでしまったぁああ……っ! 何で息子を、ぉおお……(※泣き崩れる)人殺し! あんたは悪魔だ!」
(目の前で息子を何度も何度もナイフで突き刺されザクロにようにされ殺され、そしてクラウンを罵る)





・ヒューゴ募集過多につき終了
1888年、19世紀イギリス、ロンドンの人間。オリヴィアのまだ生意気盛りの弟だが行動力は有る。姉やフィオナ、家族を守る事を第一に考える実直な性格だがそれが少し行き過ぎているためか過去作品『シャンテクレールの葬送歌』ではアーノルドの力を「化け物だ」と罵った。
正義感は強く、特に幼いフィオナや不思議な力に身体中に負荷を抱える姉の事をよく考えており彼女達が平穏に過ごせる場所を求めて日々翻弄する。時には栄養のないフィオナの為に窃盗を働きもする――が、クラウンにより(厳密にはユーディト)凄惨な殺され方をしてしまう。


台詞量25未満:


01_ヒューゴ
「そうだよ姉さん。それにフィオナはまだ小さいんだ、今は平気でももし何かあったら大変だよ。免疫力もないんだ、取り返しのつかない事態にでも陥ったらそれこそ怖いじゃないか」
(幼い乳飲み子・フィオナの具合を心配し、オリヴィアを説得する。)


02_ヒューゴ
「父は正直者です、嘘は一切ついていません」
(まさかクラウンの飼い犬だとは思わず、野犬か怪物が襲ってきたと思ったと援護する)

03_ヒューゴ
「と、父さんは悪くないんです、この道を教えた自分のせいで……っ」
(怪しくなりかけた雲行きを何とか軌道修正しようとするが……)


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