長谷部タエ(はせべ・たえ)

女性のみ / 38歳(が、みつ子曰く『よく見れば白髪が多く、目と口元の皺が目立つせいで実年齢より老けて見える』との事。昔は美人だったのだろうな、と思われる顔立ちだが化粧ッ気がないせいで余計に老け込んで見える印象)
声質イメージ:冷たく業務的な口調が多い。静かだが妙に威圧感があり、後輩看護婦達を大いに恐れさせている。年齢より貫禄のある声。
看護婦長。口数が多い方ではないが業務には熱心で、不真面目な者には非常に厳しく言う為に彼女を恐れる者も多い。表情のない姿で歩き回り、仕事はできるが患者に対しても無感情なのが目立つせいでみつ子からは「感情をどこかに置き忘れた氷のような女」と称される。生真面目ゆえに医者達からは重宝されていたが「あれは上の立場に気に入られる為に媚びている」と槍玉にされ、陰口を叩かれる事も少なくはない。また、特に山瀬教授にだけはやたらと従順で、彼からもそこを気に入られていた部分が大きく、みつ子からは教授に惚れているのであろう事を見抜かれており内心では軽蔑されていた。

恐らく昔は美人であったのだろうと思わせる顔立ちではあるが、いかんせん手入れのなされていない白髪や、化粧も薄い為に小皺が目立つせいで面影はあるが老成した印象を与えがち。独身を貫いているのも、教授にご執心であるせいなのだろうか……?

台詞量:60未満
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選考台詞:
01_長谷部
「血圧計、イルリガートル、全て完了」
(オペ中。非常に淡々とした感じで静かに落ち着いている。ちなみに彼女は患者の異変が起きた時も非常に冷静である)


02_長谷部
「……それよりも大場さん。大部屋の佐々木さんの胃液検査表はまだ持ってこないつもりなのかしら。教授に聞かれたら、どうなさるおつもりで?」
(やはり平坦な口調で問い詰める。大部屋=助かる見込みのない患者達がまとめて適当に突っ込まれたような場所でとても不衛生である。ちなみにみつ子はこの佐々木と言う患者が麻酔もせず検査するものだから苦しがってチューブを飲まないのを哀れに思い中々できなかったせいである)


03_長谷部
「……いいから言われた通りになさい。何事もなかったようにそのまま真っすぐ歩いて。出来んのなら、あっちに行ってなさい。邪魔になるだけです」
(オペ終了後、平生を装うようみつ子に指示を出す)


04_長谷部
「今日の事を誰にも話すんじゃないですよ。もし貴女の口が軽かったりしたら、山瀬教授にどんな迷惑がかかるか。そのくらいは想像できるでしょう」
(夫人のオペについての隠ぺいを黙っているように口止めを強要され。この時の長谷部の口調や態度で、みつ子は長谷部が教授に恋をしているのだと勘付く)
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